2024年の月1食イベントの振り返り記事を書こうと思ってすっかり年が明けてましたぁぁ!
主に郷土料理や家庭料理を中心とした食のイベントです。
2024年振り返り~いっくぞー!おー!
1月 もちつき
おもちは白いおもちと桜エビを入れた赤いお餅の2種類を作りました!

この桜エビもちはタマニャコの旦那さんの実家で今は亡きおばあちゃんが作っていたもので、15年ほど前に教えてもらったものです。
香ばしくてすっごいおいしいです。
餅つき機で作りました!文明の利器ありがたや(*- -)(*_ _)

小豆洗いになった気持ちでシャッシャッシャッ・・・・!!

手作りあんこも作りました。

びろ~ん ほわぁ~~ん

なんともほわんほわんで気持ちよさそう♡
ですがっっ!すっとこどっこい(!?)
最初はむちゃくちゃ熱くてヤケドします(大笑)
『つきたてのおもちってこんなにに温かいものなんですねぇ(驚)!!?』
という感想を頂けたのはとても嬉しかったです。
いくつになっても初めてとの出会いはドキドキ。。ワクワク!するものですね!

真ん中にあるのは差し入れのマッチョクッキー(人”▽`)土偶もありましたw

2月 赤酢を使ったちらし寿司

赤酢は、酒粕から作られる日本発祥のお酢です!
色が赤みがかった色合いで、酒粕から作られるため『粕酢(かすず)』と呼ぶことがあります♬
赤酢が普及したのは江戸時代の後期であるといわれていて、江戸前の握り寿司では今でも赤酢のシャリをつかっているところもあります。
そんな赤酢を使った江戸前風のちらし寿司を作って雛祭りをお祝いしましょう~💛
という趣旨でした!
錦糸卵を作って~!
酢レンコン、菜の花、海老、ホタルイカなど春の味覚も取り入れながら~!
盛りつけていきます♬
ででーーん!
錦糸卵の盛りつけ方のクセっっ!!どうでしょう~♡
一人づつお椀によそっていきます!

灯りをつけましょぼんぼりに~♬
ひな人形も喜んでいるようです!
今年も女の子の日を一緒にお祝いしましょう~
いくつになってもお祝いしちゃいましょう(^_-)-☆
私は7段は飾ったことがないので、楽しみです~~!!
ぜひ見にいらしてください(*^▽^*)
3月 いちご大福

再び餅系~~!
いちご大福( ̄m ̄〃)ぷぷっ!

いちごをあんこで包んで~
白玉粉で作った皮でいちごあんこを包み込んで~
熊本県の幻の貴重な白玉粉!緑米を一部使ったも~ちも~ち!!な大福の皮です!
白玉粉もちは自宅で作る場合は電子レンジを使うやり方が失敗なくできると思います。

ちょっと洋のエッセンスもいれて生クリームを添えて・・・はぁはぁ♡
あーーーうーーー!!

~おまけ♡~
小さなお子さんもいらっしゃったので、子どもも大人も喜ぶカービィパンケーキも!
チョキチョキ・・・

あら♡雲の上に浮かぶカービィ!(*´Д`)ハァハァ

そんなこんなで2月もおいしいいちご大福をお口いっぱいにほおばって会話に花が咲き、ほっこりしたのでした💮ハナマル
4月 発酵☆中華ちまき

なにが発酵なのかと言いますと、四国高知県の大豊町の伝統茶である黒茶づくりに私たちは2,3年ほど前に行っていました。
そちらの後発酵茶をつかって中華ちまきをつくろう!
という趣旨でした。
まずは具材を細かく切っていきます~!筍や干ししいたけも入れました!

黒茶と調味料で具材ともち米を煮込んだものを竹皮でまきまきしていきます~!

包んだものをたっぷりの蒸気が沸いた蒸し器で蒸していきます!

ちなみに!竹皮でなく、経木の皮でも包んでみましたが・・・
これは圧倒的に竹皮のコクと旨味がしみこんでいて竹皮の優勝でした。

竹皮の包み方がよくわからなかったのですが。。。(汗)
皆で調べながらあーだこーだたどり着きました!
竹皮にうっすらと胡麻油などを塗るとツルンとむけやすかったそうです!あちゃー!

それにしても黒茶で煮込んだ中華ちまき本当においしかったですね~!
子どもたちもパクパク食べてたいらげてくれました💮
自宅で作る場合は、一つづつ包むと大変なので蒸し器に竹皮をひいてその上に味付けしたもち米&具材を全部のせて一気に蒸しても竹皮の香りと旨味がうつっておいしいですよ~!
包んだものは冷凍もできるみたいなので、冷凍しておいて食べたい時に再び蒸すのもよいと思います!
そんなこんなで4月終了です💮
5月 スパイスお魚カレー

暑気払いと銘打っていますが、来月6月の梅雨に供えて、ジメジメぶっとびい~!
スパイスをたっぷり使ったお魚カレーとチャイを作って異国情緒あふれるスリランカの郷土料理をアレンジして体験しよう~💮
この時は江戸発祥のお野菜『小松菜』とカジキマグロのカレーでした。
参加者の方が作ってくれた胡瓜のヨーグルトライタがカレーとマッチしてもうとにかく最高っっ!!

キャロットラペやスパイスポテサラなども作ってカレーと一緒に楽しみました(*’ω’*)

食後にはマスコバド糖というフィリピンの黒糖(コクがありすごくおいしいです!チャイに合うと思ってます)をたっぷり入れた甘~いチャイを入れました。

たしか・・・ノンホモミルク、アーモンドミルク、ココナッツミルクなど色々と試してみました!
分離してしまったものがあって(植物系のミルクかな・・?)これは作り方を試行錯誤してみる必要がありそうです💮
そんなこんなで来月の梅雨のジメジメはぶっとび~~~確定ですね!v( ̄Д ̄)v

6月 奈良県五條市郷土料理 柿の葉寿司

旦那ふくちゃんの故郷が奈良県でして、奈良の五條市の郷土料理であります『柿の葉寿司』を作りました~!
五條市は吉野川が中心を流れる自然豊かな街です。
今でこそ奈良を代表するお土産のひとつですが、山でとった柿の葉で包んで重石をきかせた柿の葉寿司はお祭りなどの地域の集まりや家族の食卓には欠かす事のできない行事食でした。
五條の山奥の商店でおばあちゃんが柿の葉でせっせとお寿司を包み、横のこたつでお孫さんがゴロンしているというなんともゆる懐かしい情景を見させて頂きました。
ということで、私たちは五條の山の柿の木(今はほぼ野生化している)から柿の葉を採取しました(承諾済です💮)

5月の新芽が芽吹く時期に採取をしました。
生命力にあふれたイキイキとした柿の葉ですね!!

そしてイベント当日まで塩水漬けにして保存しておきました。
1年間ほど保存がきくそうです。

当時貴重だったタンパク源だった魚を塩でしめて保存性を高め、抗菌・抗酸化作用に優れた柿の葉ですし飯を乾燥から防ぐという先人の知恵が凝縮しています。
今日は豪勢にいくぞー!!
まさかの鮑登場に拍手喝采!
ぱちぱちぱち👏
鮑はそのままでは硬いので軽くバターソテーしました。

その他には海老、サーモン、白身魚など、お好きな具材を昆布締めしたり酢漬けにしたものを乗せてぎゅっぎゅしていきます。

押し寿司って家でなかなかやらないのでとてもよい機会でした!
子どもさんも『ギュギュギュ~ってやるぅっぅ!!』とノリノリで押し寿司を量産してくれてとても可愛くて再び拍手喝采でした。

せっせ!まきまき!

いろいろMIX柿の葉寿司⤵

柿の葉の香りがふわぁ~と香って爽やかです。

じゃじゃーん!いやぁ~これはなんとも贅沢な柿の葉寿司ですね~~


実山椒の醤油漬けをのっけたり!悶絶ぅ。

そしてそして・・・柿の葉寿司のお土産屋さんの裏メニューとして紹介されていたのが・・こちら!
柿の葉寿司を七輪であぶる!!

いやぁ~~。やったことないけど・・やってみたいっっ!!
七輪愛好家(?)でもあります!炭火って焼き鳥でもなんでも最高にうまいですね(涙)

!!!!???♡☆
柿の葉寿司の柿の葉は外して中の押し寿司だけを食べるのが一般的(?)ではありますが…
七輪で焼いた柿の葉がうますぎまするーーーー!笑笑笑
参加者の皆さんが柿の葉がうますぎてむしゃむしゃ食べだして、しまいには柿の葉のみを七輪で炙って食べるという強者も。
これは本当に大発見(;゚Д゚)!!
柿の葉寿司づくりは思った以上に楽しくて、今年も五條の山で柿の葉を採取してこようと心に強く誓ったのでありました。(胸熱)
6月おわりです💮
7月 竹流し素麺


7月はなんと~!
①竹を割って流し素麺器を作る体験
②奈良県の吉野本葛そうめんを流す
豪華2本立て!!

流し素麺器をつくる体験はもちろん初体験でした!
節の部分を削ったり、カンナで滑らかにしたりと普段やらないようなことをやって大興奮。

なが~い素麺器が完成しました👏👏


流し素麺の発祥の地は宮崎県高千穂だと言われています。
美味しくて冷たい湧き水や井戸水があったのでしょうね💛

流し素麺は日本の風流な素麺アトラクションやぁ~!
短冊にそれぞれの願いを書いて星に願ったのでした。

こちらは記事にしていましたのでよかったら見てみてください☆⤵

7月おわり💮

8月 ところてん作り

8月は天草を煮出してところてんを作るという体験をしました!

伊豆半島の天草と熊本の天草の2つを使ってところてんを作り味比べをしました!
いや・・本当のところは、試作段階で失敗したのですよ。とほほ!

カピカピになってしまった天草ちゃん・・・・すまぬ。
そして急遽、天草を買いに上野のアメ横で全力疾走したのでした!(ぜいぜい)

無事に艶々ぷるぷるのところてんを煮出すことに成功したのでした!

氷水に浮かべたところてんはキラキラ輝いて美しかったです。

ところてん作りの何がたのしいって・・・・。

そりゃあもう圧倒的にニュウっとです!!
抹茶味のところてんも作成しました。
キューブ状にしても食感がたのしい!

お好きなレトロガラスを選んで盛り付けをするのもこれまた心躍ります♬

酢醤油と黒蜜も好みが分かれるところですね~!

白玉も添えて♡

ところてん作りで心太になり、夏の熱さをぶっ飛ばしたのでした!
詳しくはこちらの記事にかきました☆彡⤵

8月おわり💮
9月 けんか餅

けんか餅を知っていますか。。。?
高知県の土佐香美市物部町にのこる郷土料理で里芋とさつまいもを練ったものを半分づつ
まぜてきな粉をまぶしたものです。
なにを思いついたか『けんか餅』をつくってみたい!と思い立ちました。
こ~ねこ~ね!こ~ねこ~ね!
里芋とさつまいもをつぶしてすり鉢で擦ります。

半々であわせて砂糖と塩をいれてまとめて、きな粉をまぶしていきます。

小さめのお団子状にして。。きび団子のようにも見えますね・・!!

ぱくり・・・・!!
あ~~~なんだろう・・・!?笑
普段さといもは煮物や煮っころがしなどしょっぱい系で、さつまいもは甘い系のおやつに使うことが多いので。。。
さ、さすがけんか餅!!
でもきな粉君がいい感じにそれを柔らかく包んでいて~まとまっている感じ!
七輪愛好家としては・・

炙るとこれまたこんがり香ばしくなって、温かいお茶との相性も抜群でした!

五平餅も焼いてくるみ味噌だれをつけて頬張りました💮
素朴な郷土おやつを堪能したのでした!

9月おわり💮
10月 炭火焼秋刀魚

活きのいい秋刀魚が手に入りましたぜよ。
こちらを炭火でじわじわと焼いていきます!

その間に『鬼おろし』で粗目の大根おろしを~すっていくぅ!
鬼おろしとは竹製でできた大根おろし器で、粒がザクザクとしている大根おろしを作ることができます!

2種類の鬼おろしを使ってすりおろしてみました。
大量の大根おろしで食べたい!ということで手分けしてた~っぷりとおろしました。

飯盒でごはんも炊いてみました!おこげがついておいしいんですよね!

じゃじゃ~ん!!炭火焼ってなんでこんなにおいしいんでしょ。
鬼おろし大根おろしもざくざくで∞に食べられる・・・(笑)!!

すだちもキュッと絞って酸味も効かせて♡
秋の味覚を思う存分堪能したのでした💮

10月おわり💮
11月 山形いも煮

山形の伝統的な郷土料理といえば~!
これはもう『芋煮』ではないでしょうか。
地方によって豚肉を使ったり牛肉を使ったり、醤油味だったり味噌味だったり
するそうですヨ。
里芋は3kgほどつかいました!!
里芋に切れ目をいれてから皮つきのまま下茹でするとツルンとむけると参加者の方に教えて頂きました!

こんにゃくはスプーンでこすげとって、たっぷりのネギと、お麩もいれてみました♬


七味をパパパッッ!
くぅぅっぅ~~~~!こりゃあ白飯もすすむ君ですわ。
醤油も味噌もどっちもいいなあぁぁ~~。
身も心もあたたまる芋煮会なのでした💮
11月おわり💮
12月 手作りソーセージ
12月はなにかクリスマスっぽいことをした~い!という要望がありまして、
『手作りソーセージ』を作ってみることにしました。
本来ソーセージは豚や羊の腸にお肉をつめますが、家でまず再現難しそうですし。。
なにか身近な材料でできないものか・・・?
ということで!
◎ライスペーパー
◎長ネギの皮(!?)
の2種類を使ってみることにしました!
お肉のジューシーさが欲しいと思って、はりきって豚肩ロースの塊肉を注文しました。

肉をあらかた細かくしてからフードプロセッサーでミンチ状にしていくぅ!
と思っていたんですが・・・
あまりにもフードプロセッサーにパワーが必要だったみたいで、途中からフードプロセッサーがウィンウィンいいだしてちょっとおかしい(汗)
味付けした豚肉をライスペーパーをぬるま湯につけたものでまきまきしてきます

ぬぉぉぉ!!なんかソーセジっぽい!!
もうひとつは長ネギをお湯にくぐらせて氷水につけて皮をつるんとむき、そこにハーブやスパイスなどで味付けしたお肉をつめていきます。
それをラップに包んで85度のお湯で15分ほど加熱するというものでした!

ラップを外し、フライパンで焼き目をつけるかオーブンで焦げ目をつけます。

2種類のソーセージの完成で~す👏👏

ちょっと写真がわかりにくいですが・・
差し入れして頂いたおいしいバゲット、キャベツと人参のザワークラウト、マッシュポテトを添えました♬
簡単コンソメチキンスープもつくりましたよ~!
ライスペーパーのソーセージって。。
ベトナム風の揚げ春巻き『チャージョー』では!?(笑)
そしてそして!!長ネギの皮にまいたソーセージですが、想像の大幅斜め上をいきました。ネギの香ばしさと旨味がお肉にじゅわ~っと染みこんでうまうま🐴!!
どちらもおいしかったですが、ねぎ皮のポテンシャルには正直度肝をぬかれました。
フードプロセッサーがウィンウィンいいだして危ないところでしたが。。。
大成功~(^_^)v
2024年12月おわり💮
2024年 1年間を振り返って
申し遅れました!わたしはタマニャコという者です!(いきなりの自己紹介)
東京の神田という場所に『マカロニ家族』というセレクトしたこだわりの食品、レトロ雑貨、よもぎ蒸しサロンなどのお店を運営していました。
昨年末に一度CLOSEして新しく形態を変えて再出発しようと今はなが~い準備中(おやすみ中)です。
オンラインショップも運営していましたが、そちらも場所をうつしました。
今までご利用頂きました方本当にありがとうございます!!
また整いましたらSNSにてお知らせしたいと思います☆
昨年一年は月に一回ですがこのような郷土料理のイベントを開催させて頂きました。
ご参加いただいた皆さま本当にありがとうございました!
普段リモートワークなどで一人でごはんを食べてるので、ここに来るとすごくあったかい気持ちになってご飯もおいしいです!と言って下さった方もいらっしゃいました。
郷土料理は祖父母から親世代にそして子どもたちへ受け継いでいくような料理です。
講師や先生というわけではなく、肩肘をはらずに和気あいあいとおもしろおかしく参加者の皆さんとあ~だこ~だいいながらお料理を楽しみたいと思っています。
ゆったりとリラックスした気持ちでやりたいので、どうぞお気軽に♬
少人数でのコミュニティが理想だと考えています。
もしも(!?)人数が増えそうな場合はまたその時考えたいと思います(*´∀`)←
タマニャコ個人の活動としましては今のところは郷土料理/レトロ雑貨/よもぎ蒸しなどですが、
今後のマカロニ家族としましては、イベントスペースやワークショップ等を行う貸スペースとしての運営を考えています。
そして!そして!2025年1月一発目の郷土料理イベントはぁ~~~!!
『江戸東京の郷土料理!かんぴょう巻を作って神田明神にお参りに行こう!』

かんぴょう巻が東京の郷土料理だってあまり知られてないです・・よね?
あまり主役にはならない脇役的存在ですが、手作りするとフッカッフカでやわらかくてむちゃくちゃおいしいのですよ!

甘辛く煮込んで~

ほいっ!!!!!なかからジュワッっと♡

まきまき!

かんぴょう巻って山葵をたっぷりと入れるとおいしいんだとかー!!
あとはおむすびなど作って温かいお茶などを持って参拝にいきましょう♪
マイペースな私ですが、いつも温かく見守って頂きまして本当にありがとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします!!