今日は日本人のもったいないを大切にする心から生まれた伝統工芸品♬南部裂織をご紹介したいと思います!
「MOTTAINAI」という言葉が世界で通じるように日本人の物を大切にする心、もったいない精神というのは昔からずっとあるように思います。
もったいないの心が生んだ製品の1つに「南部裂織」という青森の伝統工芸品があります。
南部裂織とはどんな工芸品なのか、どういった製品があるのか、感じたことなどをお伝えしていきたいと思います。
南部裂織とは
もったいないの心
さきおりとは、布を裂いて緯糸にする、機織りのひとつの技法で、裂れを大切にする女の手仕事から生まれ、全国各地、外国にもありました。
江戸時代、雪国では綿の栽培は難しく、北前船で運ばれた木綿や古手木綿はとても貴重でした。
布は大切に使われ、はぎれも粗末にせず、重ねて刺し子にしたり、最後には裂いて、地機で、経糸に麻糸を張り、緯糸にこの裂いた布を織り込み、夜着、仕事着、帯、前かけ、炬燵がけなどを作りました。
今では、眠っている布にもう一度息吹を与える喜びを感じながら、暮らしに合ったものを工夫し、創作しています。
南部裂織保存会HP 引用
厳しい生活を強いられた農村地方の女性たちが布を大切にするための知恵から生まれたものだったそうです。
日本人のもったいない心、リサイクルの精神から生まれた工芸品なのですね。
まだまだ使えるものが、現代の感覚で新しく素敵な製品に生まれ変わるところにロマンを感じます❤
和の心
日本人の伝統衣装といえば着物。
着物を日常的に着る機会というのは、なかなか作れていません。。
骨董市や蚤の市、フリーマーケットなどが大好きでよくいくのですが、古着物や古帯など丈夫で質がよい素敵な布地がたくさん出品されています。
どうにか活用できないかと思い、時間が作れた時に割烹着にリメイクしてみたり、椅子の座面を古着物で張り替えて遊んだりしています( ^ω^)♬
南部裂織は、古着物を裂いて織って作られています。
現代の生活習慣の中で、手のひらで和の心を感じとることができる素敵な製品ではないでしょうか♬
さきおりCHICKAさんの南部裂織
青森旅に行った際に、青森のいたるところで南部裂織の製品が販売されていました。
その中でも南部裂織の伝統工芸士、さきおりCHICKA(チッカ)さんの作品に心惹かれました。
さきおりCHICKA(チッカ)さんは、南部裂織の技法をアレンジし、昔ながらの地機を使いつつ、古布に現代ならではの異素材や時には草木染めを組み合わせ、暮らしのアクセントになるようなポップでカラフルなテキスタイル製作をしています。
伝統工芸品でありながらも、新しい感覚でポップな色使いと表現が素敵!!
結局この気持ちが一番大切 だと思います♡
タマニャコと旦那さんのふくちゃんが運営していますマカロニ家族の手作り品コーナーにさきおりCHICKAさんの南部裂織を置かせて頂けることになりました!
(拍手👏👏👏)
わたしもキーチャームなど愛用してます。
チラ見せしてもかわいい!
こういったピロピロがついてるのもかわいいんです(*´Д`)ハァハァ↓
色のグラデーションが美しいなぁ。
もったいないから生まれた素敵な和の心を感じられる南部裂織をぜひお手にとって頂きたいです♬
ミニミニがま口もとってもかわいくて、大切な方へのプレゼントにもおすすめです。
さきおりCHICKAさんの南部裂織製品はマカロニ家族のネットショップからご覧いただけます♬
マカロニ家族は東京神田にある小さな「遊べる雑多屋(自然食品屋)」がコンセプトのお店です。
今は自然食品がメインではありますが、今後は手作り作品や古物などにも力を入れていきたいと考えています(*^^*)(進化中)
本日は南部裂織のご紹介でした!