こんにちは~タマニャコです
以前、腸内環境を整えるためには9つの大事なルールがあった!!腸活×菌活!!でも書きましたが、最近の日本の過剰なまでの清潔信仰はアトピーの原因の一つとなっているのです。
子供のアトピーに、殺菌・抗生物質がどう関係してくるのか・・さっそく見ていきましょう!!
無菌で育った子供ほどアレルギーになりやすい
最近、除菌・抗菌っていう言葉めちゃめちゃよく聞きません?
手洗い石鹸、キッチン洗剤、洗濯洗剤、空気清浄器、除菌スプレー、携帯用消毒液・・・
清潔であればあるほどいいという考え方が広まっている気がします。
ひと昔前の日本では、今のように除菌グッズは氾濫してはいなかったですし、なんでも除菌・抗菌していることもありませんでした。
そしてアトピーも現代のようにはありませんでした。
月に1回しかお風呂にはいらないチベットの子供達には、アトピーの子がいないという事実も
知ったよ!▼
藤澤重樹先生の「アトピー克服戦略」の講習会に参加したら衝撃的だった!!
1989年にイギリスのStrachan博士が、アレルギーの子どもを対象とした疫学調査をもとに提唱されたのが「衛生仮説」と呼ばれるものです。
「微生物と接触する機会の減少がアレルギー疾患の原因である」
「生まれたときに上の兄弟が多いほど、その後のアレルギーの発症が少なくなる」
「農場育ちの子供は病気知らず(その子の微生物は都会育ちの子供と大きく異なる)」
などなど。
病気の原因となる微生物(病原菌)と出会った場合、免疫系は病気という形で反応して、
記憶する。同じ病原菌がきたら、病気を防ぐことができるんだ!
そして、無害な微生物だった場合はそれを無視するか受け入れるかを決める。
なので!
子供のうちから微生物に触れて免疫系に訓練をさせておくことが大事なんだ
でも・・清潔信仰のために乳幼児期にその訓練の機会を逃してしまうと大人になってから無害な微生物にまで過剰反応するようになってしまいそれが様々な炎症反応を引き起こすことになってしまうというのです
でもだからって感染症にかかって重篤な病気になるのは困るよね・・・。
難しい問題だなぁ。
抗生物質がアトピーを増やす
抗生物質がアトピーを増やすというのです😨
それはなぜか?
抗生物質によって腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)が破壊するためと考えられています。
多種多様な腸内細菌の集まり。腸内フローラ
生まれたばかりの赤ちゃんの腸の中ってほぼ100%善玉菌で埋められているんですって。
しかし・・!!
抗生物質を飲むと善玉菌までもを殺してしまうというのです。
特に生後2年以内に投与すると影響が大きいようです。
そんな悲しい話あるかい
アトピーとは体の解毒作用がうまくできず、肌から毒素を出している状態です。
善玉菌が減るということは腸内環境が悪化する。
腸内環境が悪化するということはアトピーも悪化します。
この記事も見てみてね▼
アトピー・アレルギー完治のための食事療法を始めていちばん変化したこと
しかも・・!!
「風邪に抗生物質は効かない!!」
参照 子どもの肌のトラブル救急箱
風邪の原因となるのはウィルスですが、ウィルスには抗生物質は効かないのです!
そしてもっと最悪なことに、効かないのに抗生物質をのむことは、耐性菌を増やすというのです。
より強い菌に変わっていきます。これを耐性化といいます。
耐性化した菌(耐性菌)は近年の抗生物質の乱用によって増えており、抵抗力のない人がこのような菌に感染した場合、有効な薬剤がないので問題となります。参照 子どもの肌のトラブル救急箱
残念~~~~!!
腸内環境を悪化させてアトピーの原因にはなるわ、風邪は治らないわ・・・
それでも大した風邪でもないのに、抗生物質飲ませますか?
って話ですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか~?
もともとタマニャコは清潔信仰ではないですがね。この事実を知ってからもっと大胆になりました。
子供達もお風呂に入れるのは毎日じゃなくていいや~って思ったらいろんな意味で楽になりました(笑)
体も石鹸でごしごしなんて洗いません。お風呂の湯船につかると80%の汚れは落ちるんですって。もっと楽になりましたw
土の上にちょっとぐらい落としたおやつとかも払って食べてますし
でも子供達とっても元気です!!
どんどん土に触れて、微生物に触れて、正しい食事をして体を強くすること。
それこそがアレルギーやアトピーに負けない元気な子供に育つ秘訣なのかもしれません。
まだまだ他にもアトピーの原因はあると思いますが、あまり細かいことを気にせず、
ワイルドに!野生児に育てた方が病気に負けない子供になるということを頭の片隅に
いれておくといいかもしれませんそれではまた!バーイ💛