調味料

塩選びに困っている方へ!塩の原料と製法を比較してみた!結局体にいい塩ってどれ?

こんにちは~タマニャコです♪

シンプルな料理が体にも肌にもいいと思っているので、普段使う調味料は

塩、味噌、醤油、みりん、酢を使っていかにシンプルにするかを考えてます♪

 

シンプルにすればするほど、一つ一つの調味料が大事になってくるわけです!

とくに、お塩は料理の味を決める大事なキーパーソンでありますっ!

 

先日おいしくて体によいお塩を探しにスーパーに行きました。

 

・・・・どれどれうまい塩はどれじゃ。むふふ。

 

 

いっぱいありすぎてどれを選んだらいいか分からないΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン

 

ってことありませんか?

 

タマニャコはあまりにもわからなすぎたんで、とりあえずおいしそうだと思ったお塩を

インスピレーションでいくつか買ってみた(笑)

 

1,2、3,4・・・7つ!! ドキドキしたぁ~奮発したぁ~!

 

★瀬戸内の恵みにがり塩

★阿波のにがり塩

★浜御塩 藻塩

★青い海

★浜御塩

★モンゴルの岩塩ジャムツダウス

★ローズソルト

 

調べてみると、塩って原材料と作り方がいくつかあるみたいなんです。

どんなお塩があるのかなぁ~

みてみましょ~!

 

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イオン交換膜、立釜、乾燥

海水を原料とし、イオン交換膜製法により、ナトリウムイオンとカリウムイオン抽出、濃縮し、立釜で煮詰めて作られます。ミネラル等の添加はありません。
塩化ナトリウム99.9%

イオン交換膜を詳しく知りたい方はコチラが詳しく書かれています。

 

http://www.shio-ya.com/general_salt/ion_exchanged.html

 

立釜とは、真空式(減圧式)や加圧式の密閉釜で加熱濃縮して結晶を作る近代的で効率的な方法を言います。

料理には使ったことはないですが、調べる前はなんとなくのイメージで化学的に作ったお塩なのかなぁ~って思ってたんです。

 

イオン交換膜とはつまり非常に精密な電気的な性質を持ったフィルターのことらしいのです。それで仕切られた所にイオンが物理的に移動して濃縮されるだけで化学反応は起こっていないそうなんですね!!

イメージと違った!!

この食塩は塩の純度が高いので、かなりガツンと塩味が効きそうですね。

 

タマニャコはいつもお墓参りに行った時にお墓に雑草が生えないように

この食塩をまいてます(笑)

たしかにあんまり生えてこない!!

興味ある方はお試しあれですw

 

溶解、立釜、乾燥

 

塩化ナトリウムが99%以上のものに、炭酸マグネシウムを添加した精製塩のことを食卓塩といいます。
食卓塩はメキシコから輸入した天日塩から不純物を取り除き、再び煮詰め直して作られています。(溶解、立釜)

 

炭酸マグネシウムは塩を固まりにくくさせるものなんだって。

うん。確かにサラサラだよね。

 

原材料 :メキシコの天日塩、炭酸マグネシウム

製法  : 溶解、立釜、乾燥

 

天候・気候に影響されずに出来ることから、年間を通してとても安定した生産をすることが可能なんだって。

だから値段も安いんだね。しかし食塩と食卓塩にも違いがあったとは!

知らなかった!(ノ´∀`*)

でも食塩も食卓塩もどちらも精製されていて、ほぼ塩化ナトリウムなんだね。

ミネラル分がないから料理のうまみを引き出すのはやっぱり

向いてなさそうだなぁ( ゚ ρ ゚ )

 

※今回買ったお塩の中には入ってませんでした。

 

イオン交換膜、立釜

 

① 瀬戸内の恵み にがり塩

原材料  :海塩、粗製海水塩化マグネシウム(にがり)

製造方法 :イオン膜、立釜

 

イオン膜と立釜って精製塩である食塩と同じ製法だなぁ・・

(。´・ω・)ん?

海塩の他に、粗製海水塩化マグネシウム(にがり)って書いてある・・?

 

イオン交換膜で精製された塩ににがり等のミネラルを添加して成分調整を行ったものを
再生加工塩という。

 

再生加工塩!?

さきほどの食塩に後から、ミネラル分を添加してるのかぁ~。

一回精製させて、あとからなくなったミネラル分を添加してるのかいっ!!

ってことは精製塩ってことなんだ!?

 

ちょっとイメージと違った・・・。😨

 

なんかもっと自然なイメージをしてたんだよね。

海のミネラル分そのまま!!みたいな。

 

② 阿波のにがり塩

原材料  :海水(鳴門)

製造方法 :イオン膜、立釜

 

こちらもイオン膜と立釜製法だけど、後からにがりなどは添加されていないようだ・・・。

 

調べてみると、イオン交換膜はマグネシウム、カルシウム、カリウムなどのミネラルは通すけど、重金属などの有害物質を濃縮しないという製塩に都合のよい性質も持っているらしい!

 

じゃあなんでさっきの瀬戸内の恵みは、後からにがりを添加させたんだろう・・・。

阿波のにがり塩も再生加工塩なのかなぁ?

わからない(笑)あ~わからない(笑)誰か教えてください(つд⊂)エーン

 

とにかくイオン交換膜を使って作ったお塩でも、ミネラル分は残せるってことが分かりました。食塩のように塩化ナトリウムの純度を高めるということもできるんだね!

 

逆浸透膜

 

逆浸透膜(ぎゃくしんとうまく)とは、ろ過膜の一種であり、水を通しイオンや塩類など水以外の不純物は透過しない性質を持つ膜のこと。
孔の大きさは概ね2ナノメートル以下(ナノメートルは1ミリメートルの百万分の一)で限外ろ過膜よりも小さい。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

この逆浸透膜を使って、海水を濃縮させているんだって!

逆浸透膜を使っているお塩は3種類ありました!!

 

①浜御塩 藻塩

原材料   :海水(長崎県)、海藻

製造方法  :逆浸透膜、浸漬、平釜、焼成

 

長崎県対馬の海岸は、壱岐対馬国定公園(いきつしまこくていこうえん)に認定され、天然の海藻が生い茂る清麗なる海水に恵まれているそう!!

 

まずは、逆浸透膜を利用して海水の濃度を上げ、次に天日と風の力を利用して海水の濃度を上げていく。

浸漬    →天日干しした国産の海藻(アラメ、ホンダワラ)を漬けこむ。

平釜、焼成 →海藻エキスが入った濃縮海水を、塩職人が平釜で丁寧に煮つめながら結晶化させていく。

 

タマニャコは個人的にこのお塩が大好きなのです♪

海藻が入っているから、うま味がすごくて冷ややっこにオリーブオイルと藻塩をかけると、

激ウマなんですねw

海藻のうま味がすごいです!!

 

 

②青い海

原材料   :海水(100% 沖縄)

製造方法  :逆浸透膜、平釜、平釜

 

平釜は、開放型の釜を用いて常圧で加熱濃縮して結晶を作る伝統的な方法のこと。

 

沖縄・糸満沖合約2000mから取水した海水だけでつくる塩です。
単なる塩味だけでなく、ほのかな甘味があり、和、洋、中華など、どんな料理にも合います。

 

このお塩は塩味がとてもマイルドで、本当に甘みを強く感じるお塩です。

まろやかで美味しいです♪

沖縄の海はとってもきれいですよね~。きれいな海のお塩ってステキ💛

また沖縄行きたいなぁ~

 

③浜御塩

原材料   :海水(長崎県対馬)

製造方法  :逆浸透膜、天日、平窯

 

さっきの浜御塩藻塩の海藻が入ってないバージョンですね♪

よっぽどこのパッケージがおいしそうだと惹かれたんでしょう(笑)

しっとりしたタイプの粗塩で、和食全般にお薦めだそうです。

特に、焼き魚、おにぎり、煮物、漬物などにお薦めのようです(*´σー`)

 

岩塩

海底が地殻変動のため隆起するなどして海水が陸上に閉じ込められ、あるいは砂漠の塩湖で、水分蒸発により塩分が濃縮し、結晶化したものである。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

岩塩は2種類買っていました♪

 

①大自然 モンゴルの岩塩 ジャムツダウス

 

原材料  :岩塩(モンゴル国)

製法   :採掘、粉砕

 

モンゴルの岩塩かぁ~・・・ジャムツダウス(笑)???

産まれてきて初めて聞いた言葉です。

 

なにやら裏に説明が書いてありました!!

ジャムツダウス
モンゴル国では、オブスノール盆地の岩塩鉱床で採れる岩塩を昔から「ジャムツダウス」と呼びます
ジャムツは健康の神様、ダウスは塩という意味
があり、特別な塩とされています。
この岩塩の産地は、首都ウランバートルから1200km西に離れた、ロシア国境に近いオブス県オブスノール盆地にあります。
この盆地は2003年世界自然遺産に登録されました。

 

健康の神様の塩かぁ~~~~!!なんか体によさそうだけど、、どうなんだろうね!

岩塩だけど、粒は小さめでどんな料理にも使い勝手はよさそう♪

 

 

②ローズソルト

原材料  :岩塩(ボリビア)
製法   :洗浄、粉砕

 

アンデスの自然に育まれたローズソルトは鉄分とカルシウムが豊富でまろやかな味わいの

ピンクの岩塩。

かなりお塩の粒が大きいのでミルでひいて使うのがいいと思います。

しっかりした味付けをしたいときは、グリル野菜やお肉やお魚に食べる直前に振りかけるのがオススメです♪

 

天日、平釜

原材料 :海塩(伊豆大島)

製法  :天日、平釜

 

今回買ったものの中にはなかったのですが、このような伝統的な製法で作られたお塩

もあるのでご紹介しますね!

 

天日 →太陽や風の自然エネルギーを利用して水分を蒸発させ、海水を濃縮します。

平釜 →濃縮した海水を平釜に入れ、ゆるやかな火の力で丹念に煮つめていく。

 

美しい自然に囲まれた太平洋に浮かぶ伊豆大島の国立公園内で、黒潮が運ぶ清らかな海水だけを原料に生産し、他の塩や苦塩(ニガリ)、固結防止のための添加物などは一切加えていない国産の伝統海塩です。様々な塩類をバランスよく含んでいるため、ただ塩辛いだけでなく、ほのかな甘さや旨さやコクがあり、お料理に使うと、まろやかな美味を醸し出します。
ほうほう。伝統製法が特徴で後から添加されたりもしてないんだね。
どんな味がするんだろう・・。
これは試してみたいなぁ。
また試したらお知らせしますね♪(゚д゚)(。_。)ウン
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塩を比べてみて分かったこと・思ったこと

 

いかがでしたか?

塩は塩でも様々な製法があるんですね~。びっくりしました!!

ただ思ったことがあります。

 

何をもって健康的な塩というのか?

 

何をもっておいしい塩というのか?

 

調べれば調べるほどわからなくなりました(笑)

塩選びに悩んでいる方ごめんなさい( TДT)ゴメンヨー

 

考え方ひとつで選ぶ塩は変わってくるということです。

 

天日干しして平釜で煮詰めるという伝統製法のお塩が自然な形でミネラルが入っていて、健康的って思った方!

自然塩にとことんこだわりたい方には最後にご紹介した「海の精」が一番のオススメになります!

 

イオン交換膜や逆浸透膜を使うことは、自然環境の汚染が進んでいる状況下では、岩塩や天日干しのような自然にできる塩よりも有害な重金属を排除でき、安全な塩ということもできます!お値段的にもお安いです。

ただ、タマニャコ的には精製されて塩化ナトリウム99.9%の塩や、後からにがりを添加させたようなものはミネラルのバランスが崩れていると思うのでオススメはしないかな。

なので浜御塩や、青い海をオススメします!

 

結局、見方によって変わってくる。

 

だから、自分がおいしい!これだ!と思ったものが一番健康的でおいしい塩なんじゃないかな。

 

考え方も体質も人それぞれ。

誰かがいいと思ったものが、全員に当てはまるわけではないのだ!

 

最後はあなた自身に決めてもらいたい!(なげやり)

 

色々試してみて、自分のおいしい塩を見つけてくださいね♪

ちなみにタマニャコは藻塩が一番のお気に入りですが、気分によって

使い分けしたいと思います!!

それがまた料理の楽しみでもあるんだよね💛

 

物事にはいい面もあり悪い面もある。

その情報を自分でどう解釈し選び取っていくか!

塩選びで学んだ人生の教訓です(笑)