ハーブの女王と呼ばれる「よもぎ」に出会ってから、その魅力にとりつかれ
お灸やよもぎを摘んできてはお茶にしたり、化粧水にしたり、オイルにしたりと楽しんでいます!
という想いが大爆発して、来る日も来る日もよもぎ蒸しのことを考えて生活してきました(笑)
よもぎ蒸しセットはなかなか高価なものなので、絶対に失敗したくない!!という思いが強いです。
サロンのHPや、よもぎ蒸しセット代理店の情報、よもぎ蒸しの講座を受け、自分なりに考えたことなどを徹底的にまとめました。
自分の頭を整理するために、よもぎ蒸しセットがほしすぎる自分に向けてこの記事を書いています(笑)
今後、自宅でよもぎ蒸しをしたい!!と思う方に向けてタマニャコの個人的な意見やポイントなどをまとめましたので「よもぎ蒸しセット」の購入を検討している方にとってこれさえ見ればわかる!!!
という記事になっていると思いますのでよかったら参考にしてください。
よもぎ蒸しセット購入までの道のり
座浴器の素材
座浴器とは座る部分の椅子のことです。
一番重要なポイントです。
素材において、大きくわけて4つにわけることができました。
①プラスチック
②木製
③黄土
④国産の焼き物
プラスチック
プラスチックのよもぎ蒸しセットなんてあるんですね!?
プラスチックは熱に弱いので、有毒物質が溶けやすい性質があります。
直ちに害がなくとも着実に身体に蓄積されていくと言われています。
木
次に、木製の座浴器があります。
このようなタイプが多いです▼
メリット
★安い(※例外もあり)
★軽い、運びやすい、座りやすい(安定性がある)
デメリット
★カビや、化学物質が心配
★遠赤外線効果がない
★耐火性が弱い(いざというときちょっと心配)
木のよもぎ蒸しセットはなんといっても、価格の安さにあると思います。
人気の商品は2万円台からありますのでとても手に入れやすいです!
素材はヒノキ、柏の木、パインなど販売元によって変わってきます。
よもぎ蒸しは、高温多湿の状態にするので雑菌が繁殖しやすい環境です。
雑菌が繁殖してしまうと、カビが生えやすく、蒸気とともに直接体内に取り込んでしまうリスクもあるんです・・。
劣化してきたと思ったら、すぐに消耗品と割り切り買い替えが必要になってくると思います。
またクッション付きの木製の椅子は接着剤が使われています。
どこまで気にするかにもよりますが、気になる方はやめておいたほうがいいと思います。
ただ、カビや化学物質に配慮した木製座浴器もありますのですべての木製の椅子が同じではありません!
例えば、こちらは「よもぎ蒸しサロン凛」さんの椅子です。
化学物質や、カビ対策(安全な天然オイルのニス使用)も万全です。
椅子のような形なので、安定性があり座りやすいのはすごくいいなと思いました。
ご高齢の方や長時間座ることで腰痛が気になる方などは、椅子の安定感、座りやすさは1つポイントになると思います。
このような商品は、ずっと長く使えるすばらしい商品だと感じました。
黄土
黄土よもぎ蒸しは、韓国のよもぎ蒸しの真骨頂だと言われています。
よもぎだけでなく、黄土自体に効果がたくさんあるのだとか。
ミネラルや酵素を豊富に含む粒子の細かい土。最近は建築材料としてや養殖場の浄化剤、赤潮除去、家畜飼料などで活用方法が広がってきています。
黄土のメリット
★黄土1さじに対し、約2憶個の微生物が生きており、鉄分、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルや、酵素を豊富に含んでいる。
ちなみに・・・
酵素とはカタラーゼ(酸化物分解酵素)、ディベノール(重金属分解酵素)、オキシターゼ(酸化物分解酵素)、サカラーゼ(糖分解酵素)、プロテアーゼ(タンパク質分解酵素)です!
★遠赤外線効果、自然殺菌作用が非常に強く、浄化作用に大変優れている。
60度以上で加熱すると遠赤外線が放出され全身が温まります。
細胞を活性化し血液の循環が良くなることで、新陳代謝促進・疲労回復・皮膚美容などにつながります!
★木やプラスチックのよもぎ蒸しと比べると約80倍効果があるとされている。
黄土の力が漢方薬草などの吸収率を上げ、直接座るお尻からも黄土のパワーが吸収されると言われています。
※ただ、80倍効果があるのかは、実際に比べたことがないのでなんとも言えません。
「よもぎ蒸し凛」さんの木製椅子を体験した時、十分に温熱効果を感じとることができたのです。
黄土のデメリット
★高い
だがかなり高価であるっ!(笑)
黄土座浴器はさらに大きくわけて、2種類あります。
それは「素焼き」か「釉薬をぬったもの」です!
①「素焼き」
「素焼き」の座浴器は黄土の特徴を最大限生かしたものです。
黄土には、表面が広い蜂の巣状になっており、数多い空間が複層構造されています。
このスポンジのような穴には遠赤外線が多量に吸収、貯蔵されており、加熱すると発散し、
他の物体の分子活動を刺激するそうです。
また、非常に目の細かい管を束ねたようなフィルターのような性質をもつため、黄土は呼吸する土と呼ばれています。
サロンでは、素焼きの黄土を使っているところが多い印象です。
素焼きの黄土を扱ってるサロンや代理店は、素焼きの微細な穴を通じて空気が自由出入りして温度と湿度などを適切にしてくれることをうたっていますね~!
素焼きの手作りが最上級だとしています。
有名どころでは「ファンジン」と「ASUKA」が有名で、サロンもこの2社を導入しているところが多いです。
黄土座浴器のお手入れ方法はこちらのHPが参考になります
黄土自体に自然殺菌力があるにせよ、しみこむのはちょっとやだと思う方はやめておいた方がいいかもしれません。
②釉薬を塗った黄土
釉薬とは・・こちらのHPが分かりやすいです → 釉薬とは?
材料は種類によって異なりますが、代表的なものに灰釉(はいゆう・かいゆう)があります。これは草木の灰と、長石などの砕いた土石類を水で溶いたものです。
釉薬を使っているから、遠赤外線効果がなくなるということはありません。
遠赤外線の放射率が高い黄土を使っているものもあります。
ただ素焼きの黄土の特徴にある黄土の微細な穴で温度と湿度を適切にしてくれる効果はなくなってしまうのでは??と考えています。
釉薬を使うメリットとしては、表面が釉薬でコーティングされているので蒸気、汗、老廃物などがしみこむという心配が一切ありません。
ということは・・・カビの原因であるカビの胞子や、蒸気、汗、老廃物による雑菌の繁殖も起こりません。
表面がツルツルなので、蒸し終わったあとにサッとひとふきすれば綺麗になるというものすごいメリットがあります(笑)
乾燥させたり、お手入れするのがどうしても苦手・・・という方は釉薬でコーティングされていた方が安全・安心ということもあると思います。
黄土がいい!!でも衛生面にだけは本当に氣を付けたい!お手入れ楽なのが最高!フォー!という方には黄土+釉薬のタイプがおすすめだと思います。
国産の粘土(その他)
木でも黄土でもない国産の粘土を使った商品もあります!
黄土の韓国製品が多い中、国産の粘土にこだわり、遠赤外線効果の高い粘土を使っているものもあります。
海外のものはちょっと不安・・・・国産がいい!!という方にすごくおすすめだと思います!
「身土不二」という考え方もありますよね。
日本人には日本人に合った、その土地のものが合っているという考え方です。
日本人の丁寧なものづくりの技術で、さすが日本人だなぁ~って思うほどこだわりが強い商品もあります。
電気鍋 or 電気コンロ・壺
次に、よもぎを沸かす道具も大きくわけて2種類あります。
①電気鍋
電気鍋とは画像のようなものになります。
温度調節が可能なものがよいと思います。鍋は取り外せて簡単に洗うことができます。
②電気コンロ + 鍋
上に乗っける鍋にも、座浴器と同じで黄土製のもの(素焼き or 釉薬塗りのもの)
その他粘土など色々あります。
素焼き黄土▼
釉薬黄土▼
鍋からも黄土やその他粘土の遠赤外線効果の力を感じたい!!という方は、電気コンロ+鍋がおすすめです。
より本格的にやりたい!という方におすすめです。
お手入れのことも考えて総合的に選んだらよいと思います。
電熱線の下が掃除しづらいというデメリットがあります。
そのデメリットを回避した、セラミックで電熱線を隠してあるタイプのものもあります▼
マント (結構大事!)
マントの形にも種類があります。
①腕が出せる袖穴付き
袖穴があり、腕を出して着るタイプは自由に動かせるので本を読んだり、マントを着ながらよもぎ蒸しの準備をすることができます。
袖のところがすぼまっていて蒸気がにげないようになっているものもあります。
②全身を覆う袖穴なし
全身をすっぽりと覆えるため、保温効果や保湿効果が高いというメリットがあります。
腕を出せないので何かをしたいとき不便というデメリットがあります。
タマニャコは、よもぎ蒸しをしながら本を読んだりしたいので袖穴タイプがよいと思っています。
が!!1つ問題点があります。
マントがポリエステル製であるものが多い・・・
タマニャコは元々アトピーや肌疾患でずっと悩んできて、ポリエステル(化学繊維)の服ってかゆくなったりします。
肌着は天然素材のものを身に着けるようにして、ポリエステルの服が直にあたらないようにしています。
アトピーや肌が弱い方に直接ポリエステル素材のものがあたるのはよくないと思ってます。
よもぎ蒸しの温熱効果や、保温効果も大事ではあると思いますが、それ以上に大事なのは
「蒸気を吸収させる」ことだと思うんです。
これは、かなりこだわったサロンの方のお話です。
②深部体温が上がって出る汗は、よもぎ蒸しの蒸気を体内に与えていくので、内臓など体の内側から温められます。外部刺激の熱ではなく、自分のからだを通過して出る汗で、また漢方成分を吸収することによって体質改善したり代謝が上がった結果、排出される汗でもあり、とても良い状態の汗なのです。
なので、むしろ、自分の身体の調子を調べるには、マント無しでよもぎ蒸しをして、全身が温まっているかどうかを判断する方が、本当の体の状態が分かると思います。
サウナとかで汗かくとスッキリする感じがありますが、あれは外部からの熱刺激なのですぐに身体は冷えてしまうんです。
よもぎ蒸しの真骨頂は、身体の内側からの温熱効果 + (よもぎ+ハーブ(漢方))蒸気を身体に入れること!!
外からの熱刺激でダラダラ汗をかけばいいという問題ではないんですよね。
サロンに来るお客様も汗をブワッとかきたいというイメージをもってくると思うので(←タマニャコ)外からの温熱効果・保温効果の高い化学繊維のマントが多いのだと思います。
(もちろんかなりのこだわりを持っているところもあります!)
タマニャコの個人的な考えを言えば、直にポリエステルのマントを着るのは嫌だけど、やっぱりある程度は温熱効果も感じたいです(笑)!!!
その場合は、ポリエステルのマントの下に一枚オーガニックコットンのマントか、
麻のマントを着る。
もしくは、ポリのマントは着ずに麻(オーガニックコットン)のマントの上からブランケットをかぶってもいいかもなぁ・・と考えています。
麻ってすんごいパワーがあるみたいなので、麻マントを別で買おうかと考えています。
引用 https://marl-japan.com/item
マントにもこだわる方は、ここらへんもチェックした方がいいと思います。
ポリエステル素材の化学物質から、肌を守ってくれる効果もあるので!
また、ポリエステルのマントを直接きた場合、汗でぬれたマントを水で流してふいて乾かすという作業が必要になってきます。
結構これが億劫で自宅よもぎ蒸しから遠ざかってしまう人も多いそうなのです。
※座浴器も壺もマントも合成洗剤を使って洗わないでください。また、化学物質である除菌スプレーなどをかけるのもやめたほうがいいです。
麻のマントだったら、そのまま洗濯機にいれれば(洗剤なし、もしくは石鹸)okなので
圧倒的に楽だと思うんです。
いかに、めんどくさがらず、続けられるかもすごく大事なポイントだと思います。
続けることが大切なので。
よもぎ
「よもぎ」も大事なポイントですよね!
無農薬のよもぎがセットになっているかはかなり重要です。
そして、「漢方蒸し」「ハーブ蒸し」と呼ばれるものもありますが、
それはよもぎの他に漢方材料やハーブの材料がミックスされているものをそう呼びます。
セットのものが使い終わったら、アマゾンや楽天にもいろいろなものが出店されているので探してみるとおもしろいです!
例えば、こちらのミックスは肥満(ダイエット用)として野草と無農薬よもぎのミックスされているものになります。
その他にも、発酵野草とか麻炭のパウダー色々あるんです!!
麻炭のパウダーは実はかなり気になっています。
こちらの岡山のサロンオーナーが行っている麻炭のよもぎ蒸し・・・なんかすごそう!(笑)
以上が、自宅でできるよもぎ蒸しセットを購入する際のポイントです!!
参考になれば嬉しく思います!(よもぎ蒸しが欲しすぎる自分に向けてかきました・・・(笑))
次回は、タイプ別に商品紹介をしたいと思います!
それぞれのメリットやデメリットなど、総合的に考えて自分が納得いくものを選びたいと思っています。
それではまた~!!