少し汗ばむ陽気になってきましたね・・・。
そんな夏のおやつに「アイス!」っもいいですが、穏やかに身体の熱をとってくれる「葛」を使ったプリンはいかがねぇ~!?
ということなんですっ!!
今日は、吉野本葛を使った「ほうじ茶葛粉豆乳プリン」を作りました~!
葛粉の薬膳効果
葛粉とは
葛はマメ科の植物で、古くから食用や生薬として広く用いられてきました!
その葛の根からとれるでんぷんを葛粉といいます。
中でも奈良県・吉野は葛粉の名産地で、吉野本葛は品質のよさで知られています。
すごく高価ですが、葛の根100キロから葛粉はわずか7kg~9kgほどしかとれないらしいのでとても貴重なものなのですね。
葛粉の薬膳効果
夏は1年でいちばん体力を消耗する季節です。
暑さによってたくさん汗をかくので、「氣と津液(しんえき)」を消耗します。
津液とは、身体に潤いをもたらす作用があり、「水(すい)」ともよばれます!身体の中に存在する血以外の水分のことを指します。
津液があるおかげで、肌、眼、口の中などはみずみずしい状態が維持されます!
また外が暑いため、ついつい冷たいものを飲んだり、食べてしまいがちで水分代謝が悪くなり、様々な不調が起こりやすくなってしまうんです・・!
体内にこもった熱を取り除いて、津液を作り出し、のどの渇きを抑える働きがある
「葛」がとてもおすすめなんです。
確かに、葛饅頭や葛切りなど夏の風物詩っぽいですよね~!!
こんなのとか▼
こんなのとか▼
清熱作用があり、胃腸に効く漢方薬で使われるほど胃腸にも優しい食材なんです!
葛は、五味五性でいうと甘味・涼性に分類されます。
甘味には緩和作用があり、痛みをとめて緊張をゆるめる効果があります!
のぼせがち、興奮しやすい、炎症の肌トラブル、熱がこもる人、イライラしたりカッカしたりする人に特におすすめのようです。
悪寒がするような風邪をひいた時に葛湯を飲んだりするのは、身体の表面では血流を改善し発汗を促し、そして深部の余分な熱を冷まし、喉を潤してくれる作用があるからではないかなっと個人的に理解しました(笑)
葛粉ほうじ茶豆乳プリンの作り方
材料
葛粉・・40g
ほうじ茶・・大3
お湯・・100cc
豆乳・・500cc (今回は豆乳ですが、お好きなミルクで)
黒砂糖・・60g
作り方 ~タマニャコ流~
①ほうじ茶をお湯100ccで抽出する
お茶パックにいれると使いやすいです。
濃い目にじっくりと抽出・・!
②鍋に葛粉と黒糖と抽出したほうじ茶をいれて溶かす
葛粉は固まりのままでシュワっと溶けました。
③弱火にかけ葛粉と黒砂糖が溶けたら、豆乳を注いでいく
無視して、豆乳を注ぎ弱火で焦げ付かないように混ぜ続ける。
タルタルしてきます。
もったりしたら完成~!!
④容器に入れて冷蔵庫で冷やします
上にかける黒蜜も手作りしました。
黒砂糖・・100g
水・・100cc
※多めの分量なので半分で作ってもいいですし、他に使うのもよしです。
鍋に、黒砂糖と水をいれて中火にかける
アクが出たら取り除き、とろみがつくまで煮詰める
完成!
黒蜜をたっぷりとかけて・・・
\完成~~~~~~!!!!!!!/
お皿に取り出すこともできますよ。
ちょっと黒蜜がゆるかった。
な、な、なんですかこのモチモチプリンちゃんは!!
モチンモチンなんですけど(笑)
濃厚な黒蜜ソースがこれまたスーパープレーでたまらんのですけど(笑)
ミネラルたっぷり!
超稀少な吉野の本葛と三年間じっくりと熟成させた三年番茶を使ったほうじ茶豆乳葛プリン~沖縄の純黒糖の手作り黒蜜がけ~
す、すごい・・・!!笑
夏の青空のもと、山と清流のせせらぎを聴きながら葛プリンを食べているイマジネーションをはたらかせてください・・。
イメージ画
あ~~ん。
たまには、こんな素敵な薬膳スイーツはいかがでしょうか?
心がものすごく満足するので、ぜひ夏のおやつの仲間入りをさせてください。
「葛」の世界・・もっと広げたいでつ・・・!
葛湯や、介護食、離乳食のトロミづけにもすごくおすすめです。
子供がうまいうまいと言って食べてくれました。嬉
身体に優しいおやつを食べて心も体も満足させて、美容と健康に役立ててください~!
それではまた!
坂利製麺所の寒晒 吉野本葛がおすすめです!!
吉野本葛を使った素麺もとーーーっても美味しいのでぜひ1度ご賞味くださいっっ!!!
https://makaroni.shop-pro.jp/?pid=174947995
東京神田で自然食品と古くて素敵なモノのお店をやっております(*^^*)
普段はネットショップ中心ですが、お店を開ける時はツイッター、インスタグラムでお知らせしています!