『散歩するように三歩目を踏み出す。』という話です。
わたしにとって『さんぽ』ってすごく大切なもので、本当に本当に大事に思っています。
散歩するように三歩目を踏み出す
散歩を大事に思っているわけ
このブログは当初はアトピー（と呼ばれる症状）がよくなった経験から、食事方法や健康法や治療院のことなどを発信していました。（個人的な感想なのであてにしなくて大丈夫です💦）
症状がでていた時というのは、本当に精神的にどん底で、いつもカーテンを閉じきって部屋の電気をつけず暗い部屋にいました。
じぶんの肌を直視することが嫌だったので、お日様を避けていました。
外では大丈夫なふりをしていましたが、いつも泣いていたし、心から楽しむ余裕がありませんでした。
そんな様子をいつもふくちゃん（旦那さん）は隣で見ていてつらかったと思います。
外に行かない?と誘ってくれたりするのですが、そんな気分じゃない!！と怒ったり泣いたりしながら部屋にいました。
あるとき、潮干狩りに行かないか（ふくちゃんが潮干狩り好き）と誘ってくれたことがありました。
嫌々でしたが、頑張って行ってみることにしました。
とにかく身体がだるくて重くてしんどかったです。
ふくちゃんと子どもたちは小さいカニなどを見つけて喜んでいました。
遠目でその様子を見ていて、たしかに小さいカニがちょこちょこ歩いていてかわいいな。と思ってみていました。
ゴムの長靴をはいていたのですが、海水が長靴の中に浸水してきて思わずぎゃぁぁぁぁぁ！！
と声をあげてしまいました。
身体が傷だらけだったので海水(塩水）がむちゃくちゃしみました。
泣きました。
ぐずぐず弱音を吐いていたのですが、そのあとジュクジュクの足が今までとは見たことのない表情をみせたのです。
ん・・?なにかがちがってる・・?
※海水は強い刺激があるので、症状の重さやタイミングによっても良し悪しがあります。参考まで。
思い切って海水にジャブジャブ足をつけて、お日様にあたる！！
あ～何年かぶりに?外で靴を脱いで、靴下を脱いで、海水につかっている足をみた～
太陽の下に自分がいる～
激痛で死ぬかと思ったけど、なんだこれは～
開放感・・・というのか?
ふわぁぁぁ～っとこわばっていた身体がゆるんだような。
自然の力・・・?
自然のパワーはとっても強いので、無理しすぎるとやられるのだけども。
その体験を経て、ベランダに出て裸足になったり、そのうち森の中を裸足で歩き回ったり、お日様のもとに行くようになりました。
家族のお誘いにも少しづつ一緒についていくようになったり、外に出ていくようになりました。
思い返してみると、働きすぎて心と体の健康をぶっ壊しちゃったときも、妊娠中のつわりがひどかった時期も、ふくちゃんに外に散歩に連れて行ってもらったことを思い出しました。
つらい時、しんどい時、思い悩んでる時ってどうしても自分の世界の殻に閉じこもってしまったり。
それは悪い事ではなくて、必死に自分を守ろうとしていたんだなぁと思うんです。
ただその守りもあまりに固くなになりすぎると、ココロもカラダもやられてきちゃうんですね。
やっぱりどこかで外に出て行かないといけなかったりする。
今までを思い返すと、元氣がないときって『お日様にあたってない』というのがあったなって。
お日様の光ってきもちぃぃ～
あったかぁぁい～
ポカポカだなぁ～
ぼけ～っとしてみる
ただ外を歩くだけで、ものすごいスッキリする。
今でも、集中力できなかったり、不安になったり、疲れたり、考えがまとまらなかったり（これはいつもか）、うつうつとしてきたりするとき、とにかく外に散歩しにいきます。
思い出させてくれてありがとう・・。
わたしの一歩進んで、二歩下がってからの散歩はこんなとこから始まってます。
お日様の下を歩くってすごく単純なようで、すごい。
散歩って本当にすごいっっ！！！！(涙）
公園でチャイを淹れて飲んだりしています。一杯いかがかな(*’ω’*)?
三歩目を踏み出す
一歩進んで二歩下がってからの三歩目を踏み出すのってむちゃくちゃエネルギー使います。
外の世界に足を踏み入れるのは怖い・・・
未知だから・・・
現状維持バイアスがどうしても働く・・・
変わりたいと思ったときには、怖いと思うところにこそ足を踏み出して動いていったほうがいいんだなって思いました。
こんなことやって何の意味があるんだろうか・・
すでにすごい人いっぱいいるから自分なんて・・
わたしはそういうのは苦手だから・・・
自分で自分にストップかけて守りすぎちゃうことってあります。
去年ぐらいからいろんな新しいことを始めてみています(*^_^*)
野菜を育てる、楽器を弾いてみる、洋服を作ってみる。
新しい命が生まれる芽吹きは何度見ても感動する・・・
自分の音色を奏でるためのカリンバ♡
最近はじめた洋服づくり♪
ぜんぶわたしはほとんどやったことがなかったのです！
不器用でガサツな性格な自分が野菜なんて育てられるのか、小さいときにピアノやリコーダーをちょっとやったけどちっともうまくできなかったから楽器は嫌い。
なんかいろんな言い訳や理由を考えてやらないようにしてきたことってあるなって。
自分はこういう人間だからって固定しているというか。
上手いとか下手とか、できるできないとかじゃなくて。
はじめは最初はだれも上手にできないですよね・・だから練習したり試行錯誤したりする必要があるわけなんですよね♪
わたしにとってのあの時の三歩目は、布団から起き上がるところから、カーテンをあけるところからだったなって。
誰かの一歩と比べる必要なくて、今の等身大の自分の一歩をいつも大事にしていたいです。
そんな事を考えながら、今も散歩の時間を大切に思っています。
季節を感じながらの散歩はわたしにとって特別で、奇跡のような瞬間だなぁと。
先日の散歩で見かけたミモザです♡
お日様も春のお花もずっとそこに在ったんだね！
タマニャコの『散歩するように三歩目を踏み出す。』お話でした！
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