結構前になってしまいますが、石徹白洋品店の『たつけ』と『越前シャツ』を実際に作ってみました!
洋裁の初心者ですが、実際に作れるのでしょうか(笑)?
人生で初めて洋服をつくったのが『たつけ』です💮
石徹白洋品店の『たつけ』と『越前シャツ』
石徹白洋品店 たつけ
石徹白洋品店さんは、岐阜県と福井県の県境に位置する集落、石徹白(いとしろ)で継承されてきた衣を、現代的な創造性を加えて次の世代に伝えていくために日々ものづくりを続けている方たちです。
2012年、当時80代のおばあちゃんたちから『たつけ』の作り方を教えて頂いたそうです。
『たつけ』とは農作業の時に誰もがはくズボンとして、石徹白で作られてきたそうです。
お尻にゆとりがあって動きやすく、足裾が絞ってあるので動きやすくどんな作業にも最適。
和裁の技術でできているので、すべて直線裁断で布が無駄になることが一切ないというのが最大のポイント。
石徹白には上下合わせて5つの直線裁断・直線縫いの服が受け継がれてきました。この民衣は、直線裁断・直線縫いで、いかに動きやすい服に仕立てるか、ということが考え尽くされています。
直線で断つことによって、布の無駄がなく、つまり環境負荷を最小にできる。
これはまさに、日本の人々が培ってきた和裁の『集大成』と言えます。
石徹白洋品店では、長い歴史の中で積み重ねられてきた知恵や技術を現代に甦らせ、日々の暮らしの中に取り入れていく提案をしています。
途中経過の写真があまりなくてごめんなさいm(__)m
たつけの作り方はなんと!YOUTUBEにUPしてくださっています!!
Tama2021 夏
手作り野良着「たつけ」デビュー🎉笑笑 pic.twitter.com/2dV8dCtAU5— タマニャコ😸 (@manamin_tokyo) July 13, 2021
石徹白洋品店さんの布は、藍染めは藍の葉っぱを種をまき育てるところから、草木染は草木を摘むところから煮出して染め上げる。
季節の移り変わりを感じ、自然の恵みに感謝しながらものづくりをすることは、とても豊かな気持になるのだそうです。
今回使った布は薄手の麻のニットっぽい生地でしたが、もう少ししっかりめの綿・麻・綿麻などの生地でしたら農作業や作業着としても使いやすいと思います。
石徹白洋品店さんの布がいいっ!という場合はキットも販売されていますのでぜひチェックしてみてください。
ゆとりがあって着心地がよく、足を開いてしゃがんでも突っ張らず、とっても作業がしやすいと感じました!!
よくできた形だなぁ~~!!
越前シャツ
『たつけ』が大変すばらしかったので、越前シャツも作ってみたくなりました!
越前シャツの作り方という本を購入させて頂きました!
越前シャツは、いわゆる西洋の前ボタンの立衿のシャツをまねて作られたもので、
洋服と和服を組み合わせたような不思議な『シャツ』です。
これもまた、基本的に直線裁断・直線縫いで作られているので、和服シャツ
といった感じです。
いやぁ~・・この本、本当にすばらしいんです。
最初の『越前シャツという存在』というお話からはじまり、越前シャツの存在自体が訴えかけてくるものについてのあとがき。
そして、なんといっても作り方がむちゃくちゃわかりやすいのです(ありがたや・・)
洋裁や和裁なんてほとんどやったことのないわたしでも、ひとつづつ順を追ってやっていったらできました。
手書きでなんとなくで申し訳ないのですが、こんな風に布を裁断します↓
本当に先人の知恵と工夫というのはすごいです。
びっくりです!!
布は麻の布を使いました。日暮里の布の街でGETしました★
このほとんど直線裁断の布を一体どうやって組み合わせたらシャツになるのかなんて想像もできない。。
腕のぶぶん↓
組み合わせていく!
ぼたんホールというものが以前なにかを作ったときに全くうまくできかったのでどうしよう・・と思ってたのですが、なんとボタンホールを作らないやりかた!
(斬新)(ありがたや)
和裁も洋裁も本当に全くほとんどやったことがなかったんですが、(たつけが最初)
本の通りにゆっくりやっていけば必ず作れます。
むちゃくちゃわかりやすいんです。うっうっ・・・(涙)
よく本屋さんで売ってる洋服づくりの本よりも、工程がひとつづつ丁寧にわかりやすく書かれています。
旦那さんのふくちゃんに着てもらいました🌸
旦那さんのふくちゃんは木工作品を作り始めたので、ボタンはボタン屋さんでオリーブの木のボタンをチョイスしたんです♪
街で着てもスッと馴染んでいいかんじでした(*^_^*)
何事も身の回りにあるものを工夫して使い、ものを生み出してきた日本の先人らの知恵と、技術、そして彼らの中の大いなる好奇心に心を打たれ、同時に、よりよく生きようと試行錯誤を不断なく続けてきた様を見せつけられたのも事実です。
引用 越前シャツの作り方
今回、たつけ、越前シャツを見様見真似で作ってみたのですが、思った以上に素敵に作れてとっても嬉しいです。
時間と手間をかけて一生懸命つくったので、そう簡単に捨てられないなって思うんです。
穴があいたらツギハギにしたりお直ししたりして大事につかうぞー!!
わたしが、たつけや越前シャツを知ったのはなつこさんという方のツイッターでした。
昔の野良着「たつけ」作ってみた!
サルエルな感じで
厚手の生地で強度保ちながらも涼しいかも😀
しかも動きやすい茶園でパンツの脇がいつも破れるんだけど
これは真横で閉じない縫い方だからいいかも!
裾もスリムにしたから足袋でもモタつかない最高!街着にもオススメ‼️#野良着#たつけ pic.twitter.com/I6Zp8dDPbM
— なつこ@日本3周目🏍🏕沖縄離島暮らし (@rekkaera) April 19, 2020
繋げて頂き、本当にありがとうございました!
もしわたしのブログを見て作ってみようかな?って思う人が出てきたら嬉しく思います💮
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