こんにちは~タマニャコです!
アトピー治療において、腸内環境を整えるというのは常識になりつつありますよね。
私達のからだは細菌に支えられていきていることを知りました。
参考記事▼
【レビュー】あなたの体は9割が細菌!~アトピーを完治させるために絶対読んで欲しい本~
先日読んだ本にも、自然治癒力を発動させる3つの条件として、
やはり、腸内細菌のバランスを整えることが重要視されていました。
参考記事▼
【アトピー治療決定版】自然治癒力を発動させる3つの条件とは・・!?
治癒を促進する最も効果的な方法のひとつは、体の病んだ部分に届く血液の量を
増やすこと、そして、腸内細菌のバランスを正常化していくことが血液を浄化させる1番の方法だと知りました。
腸内細菌たち、一体どんだけ仕事してんだよ!!??ってぐらい働いてくれているんですね。
本当にアトピーをよくするためにも、一生元気に健康で過ごすためにも
「腸」にコミットすることは本当に本当に本当に大事だと感じています。
タマニャコはアトピー・アレルギー完治のための食事療法を行い、
日々試行錯誤していて、腸内環境はかなりいいと思います。
いい状態の便もよくでますし!そして本当にアトピーがほぼ治りました。
「腸内環境」だけがアトピーの原因だと思っているわけではないのですが、
腸内環境のバランスを整えることは、本当に一番最初に取り組むべきことだと思っています。
ただ、全ての人が「食事」だけで腸内細菌のバランスをいい状態に変える事ができたら苦労しないですよね・・。
糞便移植(健康な人の便を直接腸に注入する治療方法)で難病が完治した話をよく聞きますが、まだまだ一般的ではないですし、危険な細菌まで移植されてしまい死亡事故が起きたというニュースも先日目にしました。
やはり自力で、自分の腸内で有用な善玉菌が根付いてくれることが一番ですよね。
先日読んだ本に、「乳酸菌生産物質」というものが紹介されていて、なにやらこれがすごいらしくて!!ちょっとめちゃくちゃ気になっているのでシェアしたいと思います。
今まで、ヨーグルトなどの発酵食品、オリゴ糖や、乳酸菌サプリを試しても効果を感じなかった・・・って人にも見てもらいたいです。
シェア~~!!
乳酸菌生産物質とは
乳酸菌生成物質の発明者
ノーベル生理学・医学賞を受賞したメチニコフは、ブルガリアの長寿の秘密を研究している中で、日常的に食べているヨーグルトの中に棲む細菌を発見しました!
その細菌が「乳酸菌」です。
メチニコフは、乳酸菌が腸内バランスを改善・整腸作用をもたらすことを発表し「乳酸菌による不老長寿説」を提唱しました。
我が国、日本において、このメチニコフに感銘を受け、医師の正垣角太郎氏は乳酸菌の研究を始めました。

そして、角太郎氏の没後は、息子の正垣一義氏が「光英科学研」にて研究を引き継ぎ、
世界ではじめて、「乳酸菌生産物質」を生み出しました!
有用菌(善玉菌)の共棲培養の研究一筋に生涯をかけたすばらしい研究者です!

引用 光英科研究所
乳酸菌生産物質の歴史▼

乳酸菌生産物質とは
で・・乳酸菌生産物質って何?
「乳酸菌生産物質」とは私達の腸内で乳酸菌やビフィズス菌などの有用菌が、毎日生産している物質で、人の健康を正常に維持させるための物質そのもの
です!

引用 乳酸菌革命
乳酸菌とは何が違うの?
乳酸菌は”生きた菌”そのものですが、「乳酸菌生産物質」は乳酸菌などの善玉菌が腸内で生み出す物質のことです!
いまいちわかりにくいですよね~・・
最近の腸活の定番のプロバイオティクスとプレバイオティクスの違いを見ながらさらに
説明していきたいと思います!
プロバイオティクス・プレバイオティクス・バイオジェニックス(乳酸菌生産物質)の違い

引用 光英科学研研究所
プロバイオティクスとは

ヒトに有益な作用をもたらす生きた微生物群や、そうした微生物群を生きた状態で含む食品
有用な微生物を生きたまま腸内で届けることで、細菌のバランスを整えて腸内環境を改善するという予防的概念
乳酸菌やビフィズス菌が代表的で、それらを含む食品もプロバイオティクスと呼ばれる
参照 日本大百科
植物由来の乳酸菌から作られたぬか漬け・味噌・キムチ、納豆菌から作られる納豆などの発酵食品、ビフィズス菌、乳酸菌、酪酸菌などの生きた菌を含んだサプリメントなどを言います。
プロバイオティクスは生きた細菌のことですね!
タマニャコが毎年手作りしているお味噌やぬか漬けも生きた細菌が入っているから
プロバイオティクスと言うのですね~!!
サプリだけじゃなくて、有用な菌を含む食品もなんですね!!

自家製味噌もプロバイオティクス♪

ぬか漬けもプロバイオティクス♪
”生きた菌”というところが最大のポイントです!
「生きた菌が、腸まで届く」ことを宣伝している、乳酸菌サプリも多いですよね。
例えば、生きた菌が入ったヨーグルトもプロバイオティクスの一つです

大地を守る会のお試しセットで届いたヨーグルト
ヨーグルトやその他のプロバイオティクスを摂る目的は、腸内に生きた有用な菌(ビフィズス菌や乳酸菌)を取り入れて、それらが腸を通過する間に出す代謝物によって健康をサポートするということなんです!
菌が出す代謝物が大事なわけですね!(つまり、乳酸菌生産物質が大事!)
菌そのものを摂取することは、もちろん意味のあることなのですが、(なくちゃ困る!(笑)めっちゃ頑張って摂ってる!)
そのためにはなるべくたくさんの数の乳酸菌を定期的に腸内に送り込む必要があると言われています。
(まだはっきりと検証はされていませんが、ヨーグルトの場合一日200ml~350mlを摂取するように心がけた方がいいと言われています・・・)
それと、人それぞれ腸内にいる細菌が違うので、自分の腸内環境に合う菌を探すのはなかなか
困難でもあります。
もし、乳酸菌サプリを取り入れる場合は、乳酸菌の数だけではなくて、
できるだけ入っている菌の種類が多いものがいいと思います!
プレバイオティクス
引用 日本大百科全書
~プレバイオティクスの条件~
①胃などの消化管上部で分解や吸収が行われない
②大腸にもともと存在するビフィズスなどの有用な細菌の増殖に特異的に役立つ物質であり、それらの代謝を活性化させる
③大腸の腸内細菌バランスを健康的な状態に保つことに役立つ
④ヒトが物質を口から摂取した場合に健康増進に役立つ効果を誘導する。
え~~~なんか色々と難しいことがかいてありますが・・・
腸内細菌のエサです!
難消化性オリゴ糖や、一部の食物繊維のことを言います。

オリゴ糖ましましの焼きバナナ
とか

ゴボウのイヌリン
とかがプレバイオティクスにあたるのですね!!
オリゴ糖が腸内細菌のエサになるということで、摂取している方も多いと思います。
そして、先ほどのプロバイオティクス(生きた細菌)とプレバイオティクス(細菌のエサ)
を一緒に摂取することをシンバイオティクスといいます!
細菌用語いっぱいや~♪
バイオジェニックス
「バイオジェニックス」とは世界的にも有名な東京大学名誉教授の光岡知足先生によって近年提唱された言葉です!

引用 光英科研究所
(現在、光岡先生の本を注文しまくっているのでまたシェアしますね~!!)
~光岡先生の文献による「バイオジェニックス」定義~
直接、あるいは腸内フローラを介して
「免疫賦活(活性化)、コレステロール低下作用、血圧降下作用、整腸作用、抗腫瘍効果、抗血栓、造血作用などの生体調節・生体防御・疾病予防・回復・老化制御(!)
などに働く食品成分」
と定義しています!
①体の外で、善玉菌がつくりだした物質
②胃酸や胆汁にも負けずに腸に届く
③アミノ酸やペプチドなど多種多様な物質が含まれている
などの特徴があります!
この「バイオジェニックス」の代表格ともいわれるものが
先ほどの「乳酸菌生成物質」なんです。
乳酸菌の20万倍のパワーがあるとか・・・・!!

引用 光英科学研究所
バイオジェニックス(乳酸菌生産物質)は、これまでのプロバイオティクスやプレバイオティクスとは違い、腸内フローラ改善だけにとどまることなく、生体機能を直接活性化する特性があるんです。
プロバイオティクスの進化バージョンとでもいったところです!
わかりやすい動画を発見致しました!!!
▼これを見ればすべてがわかります(笑)!!
バイオジェニックス(乳酸菌生産物質)の効果
乳酸菌生産物質の効果を整理してみていきましょう!
①細胞の活性化
乳酸菌生産物質は、体細胞自身の自然治癒力を高めます。
軽度な火傷や、真夏の日焼け直後に塗ると短時間で赤身や痛みが軽減するそうです。
その他の皮膚疾患にも希釈して塗ることにより、成果をあげています。
アトピーに対しても、乳酸菌生産物質を希釈したものを塗るという治療法もあるそうです。
えっ・・・塗る!?まじでか!!!気になるなぁ。・・・本当気になるなぁ。
②腸内細菌のバランスの正常化
乳酸菌生産物質は、そのものが腸内の「善玉菌」繁殖の決め手になるものです。
人によって腸内に生息する腸内細菌は異なるのですが、腸内に入った乳酸菌生産物質は、その人の腸にあった「乳酸菌」を活性化させ、「悪玉菌」の繁殖を抑える働きをします。
これはすごいですよね!その人の元々いる腸内細菌を元気にする力があるのがすごい!
だから、乳酸菌が自分の腸に合う・合わないとかは関係ないんですよね!
③血液の浄化
乳酸菌生産物質の摂取によって、腸内細菌のバランスが正常になると、「悪玉菌」が作り出す有害物質も少なくなっていきます。
常に綺麗な血液を保つ秘訣は「腸内細菌のバランス」を整えることです。
アトピーは体に蓄積された体内毒素を肌から排出している表れだと思っています。(排毒)
血液が浄化されることはアトピーのみならず、ガン(発がん性物質が腸で生産・吸収され、
それが血液中に溶け、全身を巡り、その人の一番弱いところに蓄積される)を防ぐためにも
とても大事です。
血液の浄化・・ありがたやぁ~~~
④免疫機能の活性化
乳酸菌生産物質は直接リンパ管に働きかけ、白血球を活性化させて、免疫機能を高めてくれるのです。
同時に、病原菌の侵入や、腸内での増殖を防ぎます。
本当にこれって最重要ですよね!!
アトピー治療で長年ステロイド(副腎皮質ホルモン)を使っている場合、免疫を抑制することによって炎症を抑えます。
その反面免疫力が低下することで症状が悪化することがあるのが、ステロイドのデメリットでもありますよね。
(タマニャコは5年ぐらいステロイドを塗ったのちに、脱ステしました。
ステロイドでも炎症が抑えられないうえに、どんどん悪化していきました。
ステロイドは、アトピー完治から遠ざかるので、専門家の指導の元、脱ステなり、減ステなりしていったほうがよいと思います。)
体中の免疫細胞の7割が腸内に集結しているので、腸内環境を整えて、免疫力をあげることは、アトピー治療の最大のポイントだと思います。
⑤必須アミノ酸の供給
体の細胞をつくるために必要不可欠といわれる20種類のアミノ酸のうち、8種類は体内で合成できません。
それらは、食べ物から摂取しなければならないのですが、乳酸菌生産物質には腸内を乳酸菌発酵させることにより、必須アミノ酸をはじめとする全種類のアミノ酸や有機酸を
作り出すのです!
※食品が含んでいるアミノ酸の組成は食品ごとに異なります!体が必要とする必須アミノ酸を評価したものを、「アミノ酸スコア」といいます。
8種類の必須アミノ酸がすべて100%以上含有されている理想的なアミノ酸組成を持つ食品がアミノ酸スコア100です!
アミノ酸スコア100の食品 → 鶏肉、牛肉、豚肉、牛乳、鮭など
動物性タンパク質が多いですよね。
アトピーさんは消化器官が弱っている方が多く、動物性タンパク質を控えてるかたも多いと思いますし、消化できない未消化のタンパク質は毒素となって肌から排出してアトピーの原因となります。
乳酸菌生産物質が全種類のアミノ酸と有機酸を作り出してくれるんですね・・!?
やば・・これすごい事実ですよね!?知らなかった!!!
⑥食物栄養吸収の増加
乳酸菌生産物質で改善された腸内細菌の状態は、そこで吸収される食物の栄養素の比率を高めていきます。
今まで、「悪玉菌」が餌として活用してきた栄養素を吸収できるようになるため、体も自然に上部になっていき体力を回復することができます。
体力の回復大事っ!!
⑦解毒作用
日本人は猛毒のフグの卵巣(石川県の郷土料理)や、青い梅も発酵法により食材にしてきました!乳酸菌発酵には毒素を分解する働きがあるのです。
乳酸菌優勢の腸の中では、乳酸菌やその生産物質が解毒をしれくれます!
どんなに無農薬野菜や無添加食品にこだわっても、現代の工業や科学の発展によって、大気汚染や海洋汚染が拡大し、様々な化学物質などの毒素が蔓延していて、体に入ってくる毒素を
0にすることはできません・・。
一部の有害重金属や環境ホルモンは蓄積されてしまうと、何年もの間体内にとどまり続けるので、代謝やその他様々な機能に悪影響を及ぼしてしまいます。
毒素をできるだけ体にいれないことも大事だし、体に入った毒素を排出できる体になることもとっても大事なんです!
乳酸菌生産物質を飲むことによって、卵アレルギーでできる口の周りのブツブツや、急性の蕁麻疹などが、乳酸菌生産物質を飲むことによって、短時間で治った例はたくさんあるんですって!!
いやぁ~腸内細菌のパワーって本当にすごいですよね~!
⑧活性酸素の除去
腸内のバランスが崩れ、悪玉菌が増えると、毒素やガスが大量に発生されます。
すると体は毒素をやっつけようと、活性酸素を作ります。
活性酸素は毒素を減らしますが、体の細胞も傷つけてしまうんです・・。
悪玉菌が発生する活性酸素の量は体でできる活性酸素のうちの大きな割合を占めていると言われています。
→肌が酸化し、細胞は固くなり、肌のハリや弾力がなくなります。活性酸素はアトピーの原因ともいわれています。
乳酸菌生産物質は、悪玉菌を抑制することによって活性酸素の発生を抑えるとともに、傷んだ細胞を修復します。
老化防止にも最高や!!!アンチエイジングやぁ~~~~~!!!!
い~~~~~じょうっ♪
まとめ タマニャコのぼやき
いかがでしたかぁ~?
「乳酸菌生産物質」ってめちゃくちゃすごいじゃん!!
さっそく摂りたい!!!
って思いましたよね??
タマニャコも思いました・・(笑)
2019年4月に長年にわたり乳酸菌生産物質を研究し続けている、
(株)光英科学研究所が乳酸菌生産物質の皮膚への影響を研究発表しています
▼
この試験によると、乳酸菌生産物質に含まれる脂質成分がアトピー性皮膚炎様モデルマウスに対して、経表皮水分量損失抑制と角質水分量増加の有効成分であることが示唆されました!
やはり皮膚に対してもいい影響があるのですね。
実際に、乳酸菌生産物質をアトピー治療に用いている皮膚科もあります。
(すごくいい!先生分かってる~!大事なのは根本ですよね!)
先ほどの、youtubeの動画を見て頂ければわかるのですが、
(株)光英科学研究所での「乳酸菌生産物質」の作り方は、簡単にいうと・・
豆乳を培地として乳酸菌や酵母菌を発酵&培養して抽出したものです。
ん・・・!?んんんんんん!!!!!??????
なんか難しく書かれているから気付かなかったけど、これって・・・
豆乳ヨーグルトじゃねぇか!!!!????
って思ったわけです(笑)
豆乳ヨーグルトの上澄み液のホエーっていうんですか?
あれが・・乳酸菌生成物質じゃないですかね!?
(調べたら、やっぱりそうでした!!!(笑))
まあ、元菌の種類とかバランスとかも重要になってくるとは思うのですが、
理屈的には豆乳ヨーグルトのホエーですよ!
乳酸菌生成物質が体にとっていいのは、これは間違いないです!!
潰瘍性大腸炎のタマニャコ母と大腸癌を経験したタマニャコ父にも飲ませたいのですよね。
自家製乳酸菌生産物質を作ろうと思ってるんですけど!!!!!(笑)
えっ!めっちゃいい案じゃん!?タマニャコ!
どうなるのか!!こうご期待!!
~追記~
生はちみつで作った豆乳ヨーグルトが劇的にうますぎうまおでした!!!!
絶対に作ってください(笑)

参考記事▼
腸活★白い生はちみつで手作り豆乳ヨーグルトが簡単でおいしい!!!