こんにちは!タマニャコです
昨日、生活クラブアトピーネットワーク共催の藤澤重樹先生の
「アトピー克服戦略」という講習会に参加して参りました!
生活クラブアトピーネットワークってなに?
まず初めに、生活クラブとはなに?ですが、
生活クラブとはいわゆる生協です(゚д゚)(。_。)ウン
組合員と生産者がともに、米や野菜、肉などあらゆる食材について、独自の安全基準を設け、その基準に基づく厳しい生産管理をおこなっています。
生協は営利を目的とせず、組合員の「出資」「利用」「運営」によって成り立っています!
タマニャコはほとんどの食材をこの生活クラブでまかなっています。
「安全」「健康」「環境」にこだわったものづくりで、
「疑わしいものは使わない」「情報は公開する」が基本となっているので、この理念に賛同したので、去年から入会しています!
お野菜めちゃめちゃおいしいよ!よかったら見てみてね▼
アトピーさんの食事療法を成功させるためには、生活クラブ(生協)が絶対オススメだ!!美味しい!安心!安全!
生活クラブのアトピーネットワークとはなんじゃらほい?ってことだけど、
アトピーの増加や重症化、難治化している現状を社会問題として捉えて、アトピー性皮膚炎の治療法だけでなく、アレルギーを引き起こす様々な原因物質について衣、食、住全般にわたって調査し、学習会、講演会を企画しています。年4回、機関紙を通して情報発信し、月2回、電話相談を行って自身の症状に悩む方や育児の悩み等の相談を受けています。生活クラブアトピーネットワーク
知らなかったΣ(゚д゚lll)
タマニャコも今回初めて生活クラブアトピーネットワークの存在を知りました!!
イベント情報のチラシがお野菜と一緒に届いて、「こりゃ行くしかない!」ってことで申し込みさせてもらいました(´∀`)
藤澤重樹先生とは
今回の講演者は藤澤重樹先生です!!わ~!パチパチパチ!!
~藤澤先生の略歴~
1976年 日本大学医学部卒業
国立予防衛生研究所で腫瘍免疫の研究で医学博士号取得
静岡県立こども病院、社会保険横浜中央病院皮膚科部長、
日本大学医学部講師を経て
1992年練馬区大泉学園に藤澤皮膚科開業
常に患者の声に耳を傾け、ステロイドを使用しない治療の他、
最新の研究や民間療法の情報を取り入れながら、治療の困難な成人アトピーにもあの手この手で対応されている現役の皮膚科医です!
講演会レポート
講演会場は新横浜にあるオルタナティブ生活館B1のスペースオルタという
会場。
30分前に到着したのでまだチラホラしか人がいませんが、120ある席が満席になっていました。
それだけアトピーで苦しんでる方が多い、みな関心が高いということが分かりました。
アトピー克服戦略の始まりですっ!!!
著作権の問題で資料やパワーポイントなどは載せられないのですが・・。
①風呂絶ち
②日光浴
③糖質制限=ケトン体生活
④腸内細菌糞+食物繊維+発酵
⑤運動
⑥良質な睡眠
⑦開き直り
⑧脱保湿×脱ステロイド=最強自然治癒力
→心身共に健康な生活を送れてアトピー知らずに!!
というトピックの元、話が進められていきました。
いくつかかなめとなる部分をかいつまんで説明しますね(´ー`*)
風呂絶ち
そんな動物は地球上に存在しない
人類は肌が弱いのに毎日洗剤を使って皮膚のバリアを損傷している 嗚呼
皮脂膜 = 皮脂 + 汗 + 垢 × 皮膚常在菌
皮脂膜はこのように作られているものだが、石けんやナイロンタオルでごしごし綺麗に洗ってしまうことで、皮膚のバリアが弱まってしまう!
そのため免疫反応が引き起こされアトピーになるのだという。
石けんを使わず、浴槽につかるだけで汚れの80%がとれ、肌もツヤツヤになる。(タモリ式入浴法)
タマニャコも石けんは使わず、湯船につかるだけです!だって洗うのめんどくさいし
石けんつかって体を洗って乾燥させて、保湿剤をつけるなんて考えてみてもやっぱりおかしいですもんね・・・
藤澤先生いわく、もし石けんをどうしても使いたい場合は牛乳石けんの青箱がオススメとのこと。
入浴回数が平均月1回のチベットの子供達で
アトピー性皮膚炎児はnothing!!
らしいですわ。
確かにこの世の中、除菌、抗菌、清潔第一!ですもんね。
確かに食中毒などは減ったのかもしれないけど・・・
皮膚に必要な常在菌までもが死滅してしまっていることは、アトピー・アレルギーが蔓延する一つの原因になっているのですね。
日光浴
日光浴でアトピーが治りやすくなるというのです!
意外・・・
どうしても日差しを避けてしまいがちだけども。
ステロイドでダメージを受けた皮膚も日光の紫外線で皮膚炎が鎮まり早く
正常化するらしい!!
時間は10~20分で十分!
顔が日焼けしたくない人は腕とかお腹でも全然OKらしいよ!
ぜひワイハに行って下さいとのこと(笑)
糖質制限=ケトン体生活
糖質制限とは一日の糖質摂取量を50g以下に抑えるというものだ。
(現在は40g以下という情報も頂きました)
そして、肉食や動物性タンパク質中心の食生活を送るというもの。
もちろん腸内環境に大切な食物繊維がタップリの野菜をとることは大事。
ただ、糖質の低い野菜や果物をチョイスすることが重要らしい。
今、糖質制限ダイエットがちまたでは流行っているが藤澤先生いわくダイエットだけではなく健康増進効果がすごいというのだ。
糖質制限をすると、ケトン体というものが生成される。
そのケトン体こそ、めちゃめちゃ優れているらしい・・・・。
そしてアトピー、乾癬、脂漏性皮膚炎、ニキビ等に聞く理由も明らかにしている。
①ケトン体が炎症反応を誘導する細胞内たんぱく質インフラマーソム阻害
②ケトン体がアレルギー炎症反応を抑制するTreg細胞を増加させる
③血糖値スパイクが消失して酸化ストレスが減少
④ケトン体の神経伝達物質でストレス緩和・自立神経安定で炎症反応鎮静化
⑤糖質制限食(アザラシ・トド・魚肉主体)のイヌイットは乾癬罹患しにくい
ん~全然わかんない!(笑)
とにかく
糖質制限をしてケトン体を生成させたらアトピー治っちゃうぜ!!
って話らしい。
ケトン体のことを詳しく知りたい方はコチラの本がオススメらしい。
よし。勉強してみるか・・・。
脱保湿×脱ステロイド=最強自然治癒力
藤澤先生は断固、保湿&ステロイド反対!!
皮膚科医でも知らない事実があるらしい。
それは、”皮膚の表皮でステロイドは作られる!!”
という事実だ。
ステロイドの一種である副腎皮質ホルモンについては、コチラに書かれているので、
詳しく知りたい方は見て欲しい。
そもそも皮膚の表皮でもステロイドが作られ、炎症を抑える働きがあるのに、
めちゃめちゃ高濃度の合成されたステロイド薬なんて塗っちゃったらおかしなことになっちゃうでしょ!!
って話でした。
脱保湿×脱ステロイドはリバウンドが激しいので、なかなか踏み出せない方や途中で薬に戻ってしまう方も多いらしい。
でも、一生アトピーと薬依存が続くより、この先何十年と続く人生をいっときのリバウンドさえ乗り越えて完治させた方がいい!と強く訴えてらっしゃいました。
タマニャコもリバウンド時期が激しい時期は本当につらかったけれど、ステロイドと保湿を断って本当によかったと思っている一人です。
講習会を終えて思ったこと
正直なところ、糖質制限だけが少しひっかかりました。
【追記】
糖質制限に対する【持論】を書きました!よかったら読んでください。
参考記事▼
【持論】アトピーの食事療法を実践した私が考える「糖質制限食」の危険性!?
事実、お肉ばっかり食べていた頃アトピー症状が最悪だった。
それをお米(胚芽米や玄米)と野菜中心の食事にすることで完治一歩手前まできている。
タマニャコがこの1年3カ月の間行ってきたアトピー・アレルギー完治のための食事療法を見て頂くとわかると思いますが、藤澤先生の糖質制限とは反対を行っている気もする。
タマニャコのアトピーの原因は肉だったのか、白砂糖だったのか、加工品だったのか、添加物だったのか、油だったのか・・・
今となってはわからない。
でもアトピーが確実によくなったということは事実である。
そして、先生のところに来て糖質制限を行って見違えるようにアトピーがよくなった人達がいるのも事実である。
ではどちらのアプローチが正しいのだろうか??
タマニャコの答えはこうだ。
そんなのわからない
所詮、理論は理論なのだ。
これは正しい、正しくないと議論したところで正解なんてわからない。
人間の体はまだまだ未知なことばかりだ。
だから、自分でやってみるしかない。
自分なりの正解を見つけるしかないのだ!
分からないからやらない。
は今のまま変わらないということだ。
自分が信じられると思うものをとりあえずやってみるしかない!!
それが今回の講習会で感じたことです。
あなたの参考になれば幸いです(*´∀`*)
著書も多数出版されています
アトピー・アレルギー完治のための食事療法