こんにちは~タマニャコです
今日は、肉食は危険!ということですが、
またその話か・・・って思ったかもしれません。
そして、食べてもいい肉とだめな肉って、危険といいがら食べてもいいんかい~!!
なんて声が聞こえてきそうです・・・(笑)
とりあえず見ていきましょう~
肉全般、消化器官に負担がかかる
タンパク質は肌や髪を作る元と言われますが、厳密に言うと違うんですよね。
タンパク質が分解されてアミノ酸になって初めて、腸で栄養として吸収して
使われるんですね。
だからアミノ酸までしっかりと分解できないと意味がない。
でも、アトピーさんって消化器官が弱ってる方が多いんです。
そこらへんをちょっとだけ詳しく書いた過去の記事も見てみてね▼
アトピー・消化器官弱いけどタンパク質とりたい人必見!だし&栄養スープがオススメ!!
タンパク質は消化するのにとても時間がかかるし、消化器官が弱っていると未消化になりやすいんです。
未消化のタンパク質は、腸内で腐って悪玉菌を繁殖させ血液を汚します。
すると全身で炎症を起こすんです。これがアトピーの原因の一つです。
そしてタンパク質をとりすぎるとどうなるのか・・・?
25万人を内視鏡検査した、世界的権威の新谷弘実先生の「胃腸は語る」より抜粋します。
肝臓とか腎臓がたえず蛋白分解産物であるいろいろな毒素の解毒・排泄をしなければならないために、疲労したり、機能が低下したりして、肝臓とか腎臓の障害を引き起こすということにもなりかねません。
引用 胃腸は語る 新谷弘実
腸内環境を悪化させるだけでなく、肝臓や腎臓にも負担をかけてしまうのです。
タマニャコはアトピー完治のための食事療法を始めるにあたって、大好きだった肉を断ちました。
するとやっぱり便の状態がすこぶるいい。
便の様子と腸内環境との関係について書いてある過去記事も見てください▼
アトピー・アレルギー完治のための食事療法を始めていちばん変化したこと
なので、十分に腸内環境をよくして、きちんと消化できる体になるまでは肉は控えた方がいいと思うんです!!
ホルモン剤・抗生物質などのリスクがある
アメリカ牛肉はまず危険
まずはこちら農畜産物流通コンサルタント&農と食のジャーナリスト の山本健治さんの記事を見て欲しい▼
米国産牛肉、「肥育ホルモン」の衝撃的な実態~日本人は「安い牛肉の現実」を知らなすぎる
アメリカでは、肥育ホルモンと呼ばれるホルモン剤が食肉用の牛や豚に使われているんだ。
早く成長させることで、早く出荷できるし、エサ代もかからない。肉質も柔らかくなるらしい。
純粋な国産の肉はホルモン剤は使われていないが、輸入に関しては肥育ホルモンの制限が存在しないのだと。
制限しろや~
アメリカ牛の99%が肥育ホルモンを使用した肉だという。
2009年に開催された日本癌治癒学会学術集会で、「牛肉中のエストロゲン濃度とホルモン依存性がん発生増加の関連」という研究発表があった。
米国産牛肉に残留する肥育ホルモンと関連があるのではないかという観点から、国内で流通する米国産牛肉と国産牛肉の肥育ホルモンの残留濃度を計測したものである。
赤身肉部分で米国産牛肉は国産牛肉の600倍、脂肪においては140倍ものホルモン残留が検出されたという引用 東洋経済オンライン
ヨーロッパのEUでは肥育ホルモンの禁止&肥育ホルモンを使用した肉の輸入も禁止している。
日本でも禁止してくれ
オーストラリアのオージービーフも要注意
じゃあ、オーストラリアのオージービーフだったら大丈夫でしょ。
と思いきや、実際オーストラリアも肥育ホルモンの使用は認められている。
アメリカよりはましだが、約4割が使用されているという。
日本では60%以上が輸入牛肉に頼っている。
その輸入牛肉の内訳を見ると、オーストラリアが35%、米国が20%、ニュージーランドが2%、その他2%(平成27年度農林水産省調べ)。
オーストラリアと米国の2強がシェアを分け合っている状況だ。引用 東洋経済オンライン
「うちは国産しか食べないから大丈夫♪」と思ったあなた!!
スーパーなどで肉を買う場合、生産国の表示をしなければならないので、
多くの消費者がなんとなく国産志向を持っているためにスーパーでは国産牛肉をメインに扱っている。
しかし、中食(お弁当やお惣菜)・外食では、「アメリカ産牛肉使用!!」などと書かれることはない。
コンビニ弁当や大衆向けの定食屋、安い肉が売りの焼肉店、ファーストフード店などでは、
ほぼ輸入牛と考えていいんだ。
知らず知らずのうちに、ホルモン剤を使用した肉を口にしているということ
”抗生物質”が国産の肉にも使われている
じゃあ全ての国産の肉が安全なのか・・?
実は日本の家畜には”抗生物質”が使われています
ぎゅうぎゅうの過密状態の中で育てられているので、病気にならないためにも
抗生物質は使われています。
また成長促進のために、家畜のエサに日常的に混入されているのです。
と殺する7日前は使用禁止にはなっていますが、それまでは普通に使われているのが現状です。
スーパーで売っている国産鶏もまず使われていると思っていいです。
だって、抗生剤不使用の鶏肉は棚の上の方にひっそりとあるから。
もちろん値段が高いです。
だから売れないんでしょうね~。
どうして、抗生物質を使うことが問題なのか??
耐性菌の問題があります。
以下は2018年3月の日本経済新聞の記事を抜粋したものです。
健康な人なら食べても影響はないが、免疫力が落ちた病人や高齢者らの体内に入って感染すると、抗菌薬による治療が難しくなる恐れがある。
引用 日本経済新聞
抗生物質の効かない菌!!その名も「スーパーバグ」が生み出された!!
鶏肉から耐性菌が検出されたことは過去にもあるけど、研究班の富田治芳・群馬大教授は
「半数という割合は高い」と指摘しているんだ。
スーパーバグの誕生の仕組みのわかりやすい動画があったので見てみてね▼
3分27秒あたりから、肉生産にあたって抗生物質を使うことの問題点を指摘してるよ。
このスーパーバグを封じこめるための本格的な対策をとらないと、2050年までに全世界で最大1000万人のひとが感染して死亡するとも言われている
実際、人間にも影響がどんどん出てきているんだよ!
だから、今後できるだけ家畜にも抗生物質を使わないことが大事だし、人間にも無駄な抗生物質の投与をやめるべき。
タマニャコの思ったこと
アトピーにどう関係あるの?って思う人もいるかもしれない。
けど・・こんなにも人間に影響が出始めてるホルモン剤や抗生物質を使った肉をまだ食べますか?
アトピーうんぬんより前に、健康のことを考えるならこういった肉は食べない方がいいと思うんです。
花粉症もアトピーも外部から侵入する毒物への解毒作用なんです。
詳しくはこちらの記事に書いてあるのでよかったら見てみてね▼
妊娠中に予防接種を受けることで赤ちゃんがアレルギー体質にならない!?~絶対危険だからやめた方がいい理由~
できる限り体の中に毒を入れないということが本当に大事。
以前に、脱ステ・脱保湿でも有名な藤澤病院の院長でもある藤澤重樹先生の講演会に行ったことがあります。
先生は糖質制限(ケトン体質)をして、肉食や動物性タンパク質中心の食生活を送るということを推奨しているんですね▼
藤澤重樹先生の「アトピー克服戦略」の講習会に参加したら衝撃的だった!!
でも・・そこはあまり納得いかなかったんですね~。
なぜなら、タマニャコは三度の飯より肉が好きという肉食女子だったんですが、
その頃本当にアトピー最悪だったんですよね。
アトピー完治のための食事療法を始めて、肉を食べるのをやめたんですよ。
すると1週間目ぐらいから、かゆみが少ない気がしたんです。そして今完治一歩手前まできてます。
肉だけが原因だったわけではないと思うけど、肉を食べなくしたのは一番大きかったと思います。
今はだいぶよくなったので、週に一度ほど抗生物質や合成抗菌剤を使っていない脂の少ない鶏肉を週に1度ほど食べています。
【生活クラブ】のお肉は安全に育てられたお肉なので本当に安心です。
どのように育った肉なのかがきちんとわかる肉を食べることをおすすめします。
参考記事▼
アトピーさんの食事療法を成功させるためには、生活クラブ(生協)が絶対オススメだ!!美味しい!安心!安全!
そして自分がどの程度肉を食べたら消化の負担になるのか、食事療法をすることで分かるようになったんです。
おいしくて、安全にこだわった肉を少量頂く。とってもごちそう感があります。
贅沢です
もちろん体質の違いがあるし、人それぞれ治るためのアプローチには何通りもあると思います。
だから、自分自身で実験するしかないと思うんです。
自分でやってみて納得しない限りは、それが本当によかったなんてわからないですもんね。
でも覚えておいてほしい事実は、今流通している肉の大半が安全な肉ではないということ。
一人一人が知識をつけて、選択&決断する時にきています。
心からあなたのアトピーがよくなるよう、応援しています