こんにちは~タマニャコです!
アトピーや肌に疾患を抱えているときって、うつっぽくなったり前向きになれなかったりしますよね。
実際にアトピーとうつ、アトピーとパニック障害、アトピーと不安症。
など色々な精神疾患を併発している方も多い印象です。
確かに、アトピーなどの肌疾患がある場合見た目にも影響するし、自己肯定感は下がり、
かゆみやストレスなどによってうつっぽくなったり、前向きになれないのはわかります。
ただ、タマニャコが思うのはアトピーであると同時に、体が整っていない状態だからこそ、
前向きな気持ちになれないということもあると思うんです。
体が整っていないというのは、「自律神経のバランスが整っていない」ということです。
アトピーやその他自己免疫疾患などもそうですし、すべての病気は自律神経のバランスが極端に逸脱した状態である。
という考えの元です。
参考記事▼
【アトピー治療】免疫を高めてアトピーを治す!~福田ー安保理論と気血免疫療法について~
※これはあくまでもタマニャコが信頼している考えを元にしての話です。
アトピーという症状を出してくるのか、うつを出してくるのか、その他自己免疫疾患を出してくるのか。
それはその人の出しやすい症状であるというだけで根っこの部分は全部同じです。
自律神経のバランスを乱すものはいろいろな理由がありますが、「血流の滞り」があることは1つの大きな原因です。
参考記事▼
【アトピー改善】自律神経のバランスの偏りがわかる方法!交感神経or副交感神経?
自律神経は体の総司令塔なものなので、血流も支配しています。
その逆もしかりで、血流が滞れば自律神経も乱れるんです。
相互関係!
血液は全身を流れることで5つの大きな働きをしています。
①水分を保つ
②酸素・栄養・ホルモンを運ぶ
③老廃物・二酸化炭素を回収する
④体温を維持する
⑤免疫力によって体を守る
⑥精神活動を支える(漢方での考え方から)
↑
この時点でもうめちゃくちゃ大事ですよね
心臓も、肝臓も、その他の内臓も、筋肉も全身のあらゆる臓器や器官は血液が届かないことには決して活動できません。
血は精神活動の基本物質!
血が不足すると心の状態がものすごく悪化し、心の活動が支えられなくなってしまいます。
中医学で「血流」といったときには、「血」の流れであると同時にそれは「気」の流れも意味しています。
気というと、あまりピンとこないかもしれませんが、中医学でいう「気」とは
元気や新陳代謝のエネルギーのことです。
「気」には大きく5つの働きがあります!
①動かす(推動作用)
心臓の拍動や肺の呼吸、消火器の消化など体の様々な臓器を動かす働き
血もこの作用によって動かされる。
心が動くのも気のエネルギーによるもの
②温める(温煦(おんく)作用)
体を温めることで、それぞれに臓器を活発にする働きがある
そこにいるだけで場の空気を温めてくれるような人は気の温める力が強い
③守る(防衛作用)(←これってアトピーさんにとってめちゃんこ大事じゃね~い??)
体に悪いものの侵入を防いだり、環境の変化から体を守ったりする働き。
気を補うと粘膜が強くなって花粉症のかゆみなどの症状が激減したり
寒冷じんましんを防いだりする。
悪意や邪気をはねのける力でもある。
④固める(固摂(こせつ)作用)
体の中の大切なものが外に漏れ出ないようにする働き。
ホルモン剤を使ってもよくならない不正出血が気を補うと一発でおさまることもある。
⑤変換する(気化作用)
食事から栄養を取り出したり、気血をつくり出したりする力。
たくさん食べても痩せてしまう。
トレーニングを頑張ってもプロテイン飲んでも筋肉がつかない人はこの変換する力が弱い
全身の「気」の巡りがスムーズであれば精神的にも安定し、感情のコントロールが
上手にできるんです。
それに対して「血」とは
血液、栄養、ホルモンなどの目に見える物質
と考えるとわかりやすいです。
血と気の働きはお互いに補っていて、一緒になって流れているのが「血流」です。
「気」の巡りが順調であれば、「血」の巡りもよくなるんです。
血流が悪くなると、これらすべての働きが悪くなり、様々な不調が起こされるというわけです。
今日はあまり触れませんが、気血に加えて、水(津液)の巡りも重要になってきます。
アトピーさんは特に水の巡りが悪い方も多いと思うので。
参考記事▼
アトピーの原因は水分だった!?水分の摂りすぎは今すぐやめなさい!
「血流」と一言でも言っても、すごい大事なことだと思いませんか??
血流が滞ると、自律神経のバランスもくずれ、体の様々な臓器も働かないから、
胃腸も動かない、胃腸が動かないとなると、栄養が消化・吸収できない。
栄養が吸収できないということは、うつとも関係が深いとされる「鉄分」も吸収されない。
参考記事▼
【アトピーと貧血(鉄欠乏症)】鉄錠・鉄サプリは飲んではいけない!改善方法は!?
鉄は、心を安定させる「セロトニン」、やる気を促す「ノルアドレナリン」、快楽や多幸感を得る「ドーパミン」などの神経伝達物質を作る際に必要な酵素を助ける働きをしています。
また、腸が動かないと腸内細菌のバランスも崩れてきます。
腸内環境の悪化はうつ症状との関係も深いと言われてますよね。
参考記事▼
【アトピー改善】自律神経が乱れると腸内環境の悪玉菌が増える理由
また、元気な血流がないと、睡眠もまともにとれない。
眠れないと血が作れないという不眠スパイラルもうまれる。
参考記事▼
そんなこんなで、たっぷりの血流が体の隅々まで滞りなく流れているってとっても
腸ミラクルスーパー大事なことだって思いませんか!!??
ツイッターでもやっぱりアトピーはつらくて、その心の叫びとかネガティブ感情が
あふれていると感じます。
でもそれは心だけの問題ではなく、体が整っていない状態だからどうしてもそうなってしまうんだと思うんです。
心と体って本当につなっがてるんです。
「気」が足りなかったり、「血」が足りなかったり、もしくは流れていなかったりで、栄養も摂取できてない、きちんと眠れていない、体が冷えている状態でどうやって元気にはつらつと、前向きになれるというのか
よく仕事が始まったらストレスで症状が悪化したとか、季節の変わり目で悪化したとかいう話を聞きます。
もちろん自分がどんなことにストレスを感じるのか、何に反応するのかを把握し、
できるだけ回避することも大事。
しかし!目指すはそういった多少の”毒”にも負けない強い体です!!!
血流が滞っていたら、ストレスの毒も花粉の毒も流せません。
うつや、ネガティブ感情は心の問題だけではないと思います。
それは体を本当の意味で整えること。
血流の滞りをなくして自律神経を整える。
それがまずは1番大事だとタマニャコは思ってます。
今どうしてもつらくて、薬に頼りたいと思う人もいるかもしれないです。
でもそれは根本の原因はそのままに、見えないように蓋をするようなものです。
参考記事▼
【重要!】アトピーの原因である自律神経の乱れは薬物療法では治りません!
まずは体の状態を本当の意味で整える!
ってことで血流に注目してみてはどうでしょうか。
血流に関しては、漢方薬剤師の堀江昭佳先生の本がわかりやすいです
今回新刊がでて、「血流がすべて整う暮らし方」という本です!
この本では・・
全身をめぐる気血のながれである血流が「喜び」「怒り」「悲しみ」
「恐れ」といったさまざまな心の動きの土台になっています。
誤解をおそれずにいえば、人間そのものを血流が整えているのです。
とおっしゃっています。
堀江先生のところに相談に来られる方々は、血流を増やすことで体を整えていき、
それに合わせて心の状態が整っていくのを強く実感されているそうです。
病気が治るひと、治らないひと
妊娠するひと、妊娠しないひと
うまくうくひと、うまくいなかないひと
この答えは血流の状態を反映する体の声に耳をすますことにあると
おっしゃっています。
来週、堀江先生の講演会に行ってきますのでその内容もシェアしたいと
思いまっす!
実際に「血流」の偉大さは、母の皮膚疾患の施術ですごい感じています。
血流の滞りをなくし、自律神経を整える施術後にパニック症気質の母がワナワナしなくなって、気持ちが楽になって夜ぐっすり眠れるようになったのが本当にびっくりでした。
参考記事▼
気血免疫療法(VE&VI治療院)の治療を受けてきた!潰瘍性大腸炎からの皮膚湿疹!
今まで何十年も超絶乾燥肌のこふき芋で生きてきたのに・・つやっつやのウルウルになって
ます。おったまげー!
血流たっぷりで、うつ感情もネガティブ感情も流せる体づくりをしてほしいです!
ますはそこから!抜け出す方法は必ずあるって思うんです。
参考になればうれしく思います。
それではまた!
楽天ROOMでお肌に優しくて、健康・美容にいい本や
食品などを紹介してまーす!遊びにきてね~!!